倒産 あのコマーシャル・アールイーのスポンサー候補?? 公共建物

続 W告発


5月6日、 ジャスダック上場、コマーシャル・アールイー(以下 CRE)が民事再生法の適用申請を行った。
そのスポンサー候補に、昨年11月にCREと業務提携を結んだ公共建物蠅量樵阿挙がっている。
が、CREの支援要請に対して公共建物蠅蓮△泙世泙生‘っ罎覆鵑世箸・・・・。


その他のCREと公共建物の関係は、CRE子会社、神奈川県内で倉庫業を営む天幸総建の取締役に公共建物蠅ら副社長と常務が入り人的関係を強化、さらに5億円の貸付も行っている。
公共建物蠅隆慙会社、東西物流・インペリアル・エンタープライズ株式会社 スタジオ二ノ宮といった布陣から考えても、神奈川県内の倉庫業は、充分魅力的なんだろう。


東京都中央区京橋2丁目の交差点角に建つ第一生命ビル。
下記の録音内容にも登場するNTT裏金借入先と「ストーカー太郎」が話している旧三和銀行、現三菱東京UFJ銀行京橋支店が1階に入居するビルだ。
その9階にCRE、階下の6階には公共建物蠅仲良く入居している。


そういえば前兆だったのか、CRE、2008年にインサイダー事件も引き起こしたっけな。
あ、でも巷で流行りの引き寄せの法則は、一般論だから。

公共建物蠅裡裡圍埖膽蠶ファーストスクエア不正等価交換疑惑について、裏金運用担当だったらしい社長 山下耕平氏専用パシリ「ストーカー太郎」の語る生々しい証言を再掲する。

「飯島清」「富士通」「秋草」といったキーワードにも注目していただきたい。
個人情報漏洩先の「みずほ銀行のシステム」は、ご存知お家騒動で忙しい「富士通」だ。
因果は巡ると言うか・・・・偶然は恐ろしい。



平成19年10月


M子:じゃ あれなんだ じゃKちゃんのさ マンションのさ
  あれ なんだっけ区分所有のやつは あの話は みんな知ってるの?


スト太郎:いや それはね 知らないよ 知らない知らない
  知ってんのは ごく一部だけ 経理ん中でも ごく一部だよ それ 
  知ってんのは ごく数人しか知らない


M子:ふーん


スト太郎:飯島清っていう人が NTTの土地を


M子:うん?聞こえなかった


スト太郎:うちで持ってた 今の ほら 大手町のとこに 
  NTTと何社かで区分所有で持ってたとこに あんじゃない?
  んで それを うちの会社が 土地を一円で買ったんだよ それ


M子:土地を一円で買ったの?


スト太郎:うん あ いや 等価交換したんだ 土地と建物を  
  うちで その 昔の丸の内電話局って言うのがあって 電話局の土地はNTTで 
  建物は半分うちの会社が区分所有してて 下に丸の内の電話局ちゅうのが入ってて 
  上に昔はね丸善石油が入ってたの
  そいでね 丸善石油ん時に あれが いたんだって あの


M子:福田さん?


スト太郎:あの福田さんと 大平さんの息子もいたって その当時 俺 一度 
  今の会社に入ったのが そこんとこの場所だったのよ


M子:ふーん


スト太郎:ね で うちの会社が丸善石油の分を持ってたわけ で そこに 
  確かね 福田さんの息子と大平さんの息子がいるって話を
  聞いたわけ はははぁ あそこにいたのか 今からそう思うと今 福田さん 
  昔 石油会社に行ったって丸善石油なんだよ
  で そこに いたらしんだよ ほいで ほら 
  仕事中 見に行くわけにいかないじゃない 何か用があれば ね 
  あの丸善石油の中に入れただけどさ 用が無いのにさ 
  じろじろ見に行くわけにいかねえしなって思って  あそこに で 前にいたその事務屋さんの女性がいて 
  あそこにね 今ね 福田さんとね 大平さんのね息子が 今いるのよって話を聞いてて  
  あ〜 そうかと思って
  でも 用も無いのに 見に行けねえしなと思って


M子:で その飯島清って言う人は 何してる人?


スト太郎:それは あれだよ 政治評論家 


M子:田原総一郎さんみたいなもん?


スト太郎:まあまあ そんなもん そんなもん かなり有名な人だったよ


M子:あ そうなの 結構 昔の人でしょ?


スト太郎:そうそう もう 亡くなっちゃったけどね 


M子:で その人が何?


スト太郎:その人が ようは NTTに口利きしてもらって その等価交換してもらったわけよ 


M子:でも電電公社っていったら あれでしょ 一般の企業じゃ無いじゃん


スト太郎:その当時はね


M子:真藤さんの頃?


スト太郎:いや 真藤さんのもっと前の頃


M子:前?


スト太郎:あの えっとね  俺がいた頃はね あれだよ 総裁がね 秋草っていう人だよ 
  秋草何とかっていう人が それの息子って言うのが 今はまだいるかな 富士通 
  富士通の前の社長で
  今 会長だか何だかにいて それが秋草何とかって言うのが まだ いるはずだよ それの息子 
  息子が富士通にいる で ほら あの社員が どうのこうのって言って その当時社長で えらい 
  その あちこちから避難浴びて そら  
  で 社長辞めたんだよ 辞めたって言うか 辞任したんだよ 社員のせいにしてとか何とか言って 
  それ かなり有名な話で それの


M子:秋草さんて お父さんは何をしたの?


スト太郎:それが あれだよ 今のNTTの総裁 社長 秋草 何だっけな 何じって言ったっけな 
  それの息子が 富士通なんだよ


M子:そのお父さんの時に 一円で等価交換したんだ


スト太郎:そうそうそうそう
  それの 口利きしたのが飯島清だ で だから それに 
  お礼として3,000万円渡したわけ


M子:飯島さんに?


スト太郎:そうそうそうそう ただ うちの会社としたらリベートっていう 
  表上 出せないじゃない?


M子:うん


スト太郎:出せないから 裏金を作って それで その当時の社長 M江さんて言う人がいて で あ 会長か


M子:何とか製罐の人?


スト太郎:違う 違う違う
  あ M江さんが会長で で 社長が 今の社長だったかな
  ほいで M江さんが銀行から金借りたんだよ


M子: 3,000万?


スト太郎:そう うんと5,000万借りたのかな


M子:すると その2,000万どこにいったの?


スト太郎:その2,000万円は じゃ 株で運用して 
  その3,000万を穴埋めしようって言う 


M子:何ちゅう会社なんだ


スト太郎:そういう趣旨で ようは 5,000万を三和銀行から借りたわけ
  で M江さん3,000万 5,000万円を あの その当時の三和銀行から借りて 
  それの保証として山下耕平さんが それの ようは 保証人になったわけ ね ほいで 
  それを運用してたんだよ


M子:Iさんが?


スト太郎:そうそう


M子:そうなんだ 何? 区分所有って言うからさ 
  Y原Kちゃんのマンションの話かと思った
  もうちょっとスケールが大きかったのね


スト太郎:そうそう ぜんぜん違う話


どこかで聞いたような話?NHK稲毛・代々木等価交換 土地ころがし疑惑

続 W告発


今日は、趣向を変えて、田中角栄大蔵大臣時代に問題になった”天下のNHKの土地ころがし疑惑”について書きたいと思う。
NTTではなくて、NHK。
国民の資産を利用して、誰かが甘い汁を吸ったのでは?というお話。


NHKは千代田区内幸町に建っていたのだが、悲しいかな、非常に敷地が狭かった。
来る東京オリンピックを目前に控え広い敷地が必要だったNHKは、代々木の旧米軍宿舎跡(現在の代々木放送センター)の 払い下げを目論んだ。


土地の払下げは、第1期と第2期に分けて行われたのだが、問題になったのは第2期のほう。
NHKが、わざわざ千葉県稲毛の埋立地を13億円で買い、この埋立て地と代々木の国有地を”等価交換”して約5900坪を手に入れたのだ。
そんなややこしい迂回なんぞせずに、直接、国有地を買えばいいものを。


第1期の坪単価が約9万4千円、第2期は22万円、その差額が、どこへ消えたのか?
稲毛の土地は、若松築港が埋立て造成し、わずか3日後に朝日土地興業に約6億円で売却、半年後にNHKは約13億円で購入している。
これが、土地ころがしでは?と追及されたのだ。



以下、当時の国会議事録を抜粋する。


第068回国会 決算委員会 第6号
昭和四十七年四月五日(水曜日)
   午前十時十分開会



○鈴木強君 

 略
それから、次にお尋ねしたいのは、日本放送協会の放送センターの土地取得に対する経緯について私は疑問がございますので、この際、郵政省並びに大蔵、それから国税局からも来ていただいておりますので、それぞれの皆さんからお答えをいただきたいと思います。

事件の概要は、いまさら私が申し上げるまでもございませんが、日本放送協会が、現在の旧練兵場のあとですね、代々木の練兵場のあとに放送センターを建設をいたしておりますが、まだ全部が完成をしたというわけではございませんで、まだ残っておりますが、特にこのセンターの建設用地をめぐりまして最初に申し上げましたような私は疑義を持っておりますので、私のほうから簡単にその概要を申し上げますので、疑問の点にひとつ答えていただきたいと思います。

放送センターは、まあ古いあれで悪いのですけれども、二万五千坪土地がございます。
敷地が二万五千坪。これは、東京オリンピック等の関係がありまして、早急にセンターを建設する必要がありましたために、土地を二回に分けて入手しておるのですが、第一次の取得のほうはけっこうですけれども、第二次取得の分――五千八百七十七・〇九坪十三億六千三百八十七万六千六百円というこの第二次取得の土地のことですが、私の調査によりますと、第二次取得のこの土地は、もともと千葉市が千葉の稲毛海岸の五の一の七に埋め立てをいたしまして造成した土地でございますが、その建設業者は若松築港という会社が請け負いまして工事をしたのでございますが、その若松築港に三十九年の五月十八日に現物支給ということで払い下げをいたしました。
四万一千五百六十坪であります。

ところがですね、この若松築港が現物支給された土地が、その間日綿実業に仮登記されたような経緯もございますが、正式には朝日土地会社に六億二千三百四十万円で売却をされております。それが、若松築港が現物支給を受けた三十九年五月十八日から三日をしたあとの三十九年五月二十一日に朝日土地に売却をされておる。
その朝日土地が、同年の三十九年十二月四日、わずか半年足らずの間に、NHKに十二億、いいですか、十二億九千七百九十一万八千八百円で売却をしておる。そうして、このNHKが取得をした土地と、いま代々木の神南町二十五の四十五、ここに建っております第二次取得分の五千八百七十七・〇九坪ですね、この土地と等価交換をされておるわけです。
 
私は、この間にもちろん大蔵省として、国有地の払い下げでありますから、介在をしてきたことは事実でありましょうし、それぞれ審議会等の承認も得て、手続的にはやっておるようでございますけれども、なぜ千葉市が造成をしたこの埋め立て地をこういう二つのところを通じてNHKに十二億で買わして、そうして今度は代々木のほうの国有地をNHKに等価交換でまた払い下げたか、こういういきさつについて非常に疑義があるわけですね。

買うNHKのほうも、私はどうしてそういうことをしたのか一応聞いてはみましたが、それぞれの手続をとってやりました。しかし、これは、こういうふうなめんどうくさいですね、仲介を受けておらなければ、即代々木の土地を払い下げてもらって大蔵省が、必要であるならば、朝日土地がNHKに売った土地をお買いになればいい。
むしろ、千葉市が造成したものですから、地方自治体と国との関係ですから、もう少しスムーズにいったと思う。

そういうことからして、非常に疑義がございますし、特に、六億二千三百四十万円で若松築港から朝日土地が買い上げた土地がですね、倍の十二億九千七百十三万の金で売られているということは、まことに納得できない。どうしてこういうことがやられたのか。
それから、聞くところによりますと、この十二億九千七百九十一万八千八百円でNHKが買った土地代金は、朝日土地の収入台帳の中には十億しか入ってないということなんですね。約三億の金がどこへいったかわからないという、そういうことになっているように聞いています。
それは国税庁のほうでは調べられておると思いますから、説明をしていただきたいと思います。
ですから、まず、NHKの予算は郵政大臣が意見書をつけて国会に提案することになっておりますから、こういうふうなややこしい手続を経てNKHがこれと等価交換しなければならなかったいきさつはどうなのか、これを郵政省から聞きたいし、それから大蔵省としては、同様に、どうしてこういうふうなことをしなければならないのか。

そして、聞くところによると、この十二億九千七百九十一万八千八百円で等価交換をした稲毛の土地には公務員住宅を建てられているとかというふうに聞くのですがね、大蔵省がそういう公務員住宅を建てることは私は賛成です。
なぜ直接千葉市と折衝してこの埋め立て地を売却できなかったか。
そうすればもっと安くたくさんの土地が入ったはずでありまして、こういう不経済なことをどうしてやるのか。
こういうことについて、私は国有財産の管理のしかたについてもいろいろ疑問を持っておりますから、そういうところをわかるように説明していただきたい。


国会議事録検索システム
http://kokkai.ndl.go.jp/
興味をお持ちの方は、こちらから検索可能です。



ウルトラCの大技 錬金術を繰り出したねー。
稲毛・代々木のNHK等価交換しかり、オリックスの”かんぽの宿”しかり、形は違っても、国民の資産を利用して甘い汁を吸っちゃいかんだろってことだ。
まぁ、田中角栄のスケールに比べれば、公共建物蠅梁膽蠶ファーストスクエア不正等価交換疑惑など、可愛いものかもしれないが。


そうそう、田中角栄で思い出した。
田中角栄元首相当時の秘書官の小長啓一氏は、懐刀としてエネルギー政策全般を担当していたエキスパートだ。
あの日本列島改造論の下書きも、小長氏では?言われている。
その小長氏、W告発で連日掲載している公共建物蠅慮槎篳杆郢了務所 岩田合同法律事務所の客員弁護士で、旧日本興業銀行(みずほ銀行)の顧問、公共建物蠅寮瀘者山下太郎翁の興したアラビア石油(現AOCホールディングス)の会長、元は通産省事務次官、官僚のトップだった御仁。

巷で話題の引き寄せの法則。
傑出した政治家には、その偉業に見合った有能な大物秘書官がつくということかな。


国会議事録シリーズ17 外郭団体・財団法人電気通信共済会と公共建物

続 W告発


みずほ銀行本店の向かいに建つNTT日比谷本社ビル。
土地は電電公社の所有、建物部分は電電共済会と公共建物が共同で所有している。

電電公社は、延々と外郭団体である大家・電気通信共済会に家賃を支払っていたわけだ。


霞ケ関電話局のように、素直に電電公社が、丸ごと所有すればよいものを、共済会と公共建物に、わざわざ建物を所有させる「目的」は?

何も、そんな複雑なことをしなくても。

それには、歴とした「理由」があるのだな。
「理由」が無くて、手数のかかることしやしませんって。

その「目的」と「理由」
金の流れを追えば、おのずと見えてくる。



衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日


昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁             大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁            横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)           米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長)    秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長                 中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)



○大上委員 
まず、会計検査院にちょっとこの関連の問題でお尋ねしますが、財政法、会計法を見ますると、国有財産の払い下げ等については、よほどのことでないと随契ができないのだ。
従って、この現在の会計法あるいは財政法から見まして、電電公社は、この請負その他についても随契ができ得ることになっておるのですか、なっておらないのですか。


○平松会計検査院説明員 
電電公社の場合も、一般の国の会計の場合と大体同様でありまして、一般指名競争が本則ではございますが、随契の道が開かれております。


○大上委員 
それならば、ただいま議題になっております、いわゆる設立と契約の間が非常に近いという問題が出ておるのですが、おそらく電電公社側は、一つの請け負わせの基準というものをお持ちであろうと思う。
私は、委員長と同じ意見で、社会通念で――ということは、やはり一つの企業の実績を見なければならぬ。
いい悪いは別ですけれども、その会社の擁する技術陣の内容も検討しなければならぬ。
あるいは資金の効率的な使い方も、よほど考えていかなければならぬ。
こういう面を総合して、社会通念という言葉が出ておるのです。
さてそこで、こういうふうな原則に照らし合わされたことが、公社にあるかないか。
そしてこれを十分研究なさったか。これによってなさったかどうか。これをお尋ねいたします。


○横田説明員 
公社の随契契約と競争契約との問題でありますが、公社の場合も、原則として競争契約によっているということは、ただいま検査院からお話があった通りであります。
公社が建築業者にいろいろ仕事を請け負わすときには、大体指名競争によっている場合がおもであります。

特定の場合に、ほかに請け負ってくれる人がない場合には、随意契約によるということも例外的にはあります。
この公共建物の場合は、先ほどからお話がありましたように、他の方に当たって、これをやってくれるところがない、そこでこの会社にやってもらった、こういうことに相なっておるわけであります。


○勝澤委員 
それでは、私は先ほど共済会をお尋ねいたしましたけれども、共済会は、約三十四億七千五百十四万ですか、相当膨大な金を支払っているわけでありますが、その資金調達は、共済会はどういうことになっているのですか。


中略


○勝澤委員 
そうすると、ますます私はよくわからないのですが、この日比谷と三宮、霞ケ関、千代田、今までの公共建物が作ったものは、やはりこれと同じ形でやられておるのですか。
共済会に移して、共済会の方からお宅が買っている、こういうことになるのですか。


○中田説明員 
共済会が入りましたのはこの日比谷電電ビルだけでありまして、ほかは全部公共建物株式会社が建てまして、直接公社がこれを分割買収していったわけであります。
共済会が全部公社の使う部分を買いまして、公社に貸してくれるということは、今度が初めてであります。


○勝澤委員 
それでは三宮、霞ケ関、千代田というのは、建設資金は総額大体幾らだったのですか。


○中田説明員 
三宮電電ビルは、建設費及び金利その他を入れまして、五億三千九百万円程度であります。
霞ケ関電話局総合建物は、十一億四千四百万円であります。
千代田電電ビルは十一億一千八百八十七万円ということになっております。


○勝澤委員 
三宮、霞ケ関、千代田というのは、どのくらいの率で公共建物が電電公社以外に貸しているのですか。


○中田説明員 
三宮電電ビルは、公社部分が二千八百八十二坪九三、公共部分が千五百五十四坪三五でありまして、霞ケ関電話局の場合は、これは電話局だけでありますので、六千三百六十七坪六八が公社部分であります。
千代田電電ビルの場合は、公社部分が五千四百三十四坪四二、公共建物部分が二千四百四坪三七ということになっております。


○勝澤委員 日比谷の方も坪数を言って下さい。


○中田説明員 
日比谷の場合は、いわゆる公社が使っている共済会部分が一万四千八百九十二・〇四坪でありまして、公共建物部分が七千九百四十三・三四坪であります。


○勝澤委員 それで、日比谷の電電の土地代は、幾らなんですか。


○中田説明員 建設期間中は、そのときの評価によりまして、月額坪二千四百円の地代をとっておりました。
でき上がりましてからの地代につきましては、現在評価を金融その他機関に依頼をしておりまして、その結果を待って、これを値上げしたいと思っております。


○勝澤委員 それはいつまでにきまるのですか、土地代は。


中略


○勝澤委員 そうすると、二千五百坪について、公共建物から土地代をとる、こういうことになるわけですね。


○中田説明員 
二千五百坪のところに高い建物が立っておりますので、その建物の総坪数で、一階から上の方へいきますと、だんだん逓減する率をかけまして、それによって公共建物が持っておる部分の土地代をはじき出しまして、とるつもりであります。


中略


○中田説明員 
先ほど申し上げました建設費の他を計算いたしまして、坪当たり月額賃借料といたしまして、先ほど申し上げましたように、最後までの全部の決算ができておりませんので、若干の差がありますけれども、月額二千二百二十六円払うつもりであります。


○勝澤委員 電電公社が共済会に払っている家賃の総額は、幾らなんですか。


○中田説明員 それを全体の坪数にかけますと、年額といたしまして三億三千万程度になると思います。


○勝澤委員 そうすると、一年に三億三千万円の家賃を電電公社は共済会に払う、こういうことですか。


○中田説明員 その通りであります。


○勝澤委員 
一体五十億ばかりで建ったもので、そのうち、電電公社の建物の分三十四億なんですね。
それは十年か十二、三年で減価償却ができる。
こんなばかばかしい計算になるのですか。
これは私しろうとでよくわからないのですけれども、家賃とか建物とかの計算というものは、こういうものなんでしょうか。
土地も優先的に与えておる。


国会議事録シリーズ16 公共建物会社創立約一カ月で三ノ宮電電工事受注の怪!?

続 W告発



衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日

昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁                   大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁                 横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)        米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長) 秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長              中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)


○荒舩委員長 
ところで、それはあなたが就任をなすっておらないから、よけいおかしくないかとお考えがつくのではないのですか。あなたが就任をされておったら、まさかそんなことはないだろうと思うが、それはあなたの就任前のことであるかもしれないが、どう考えても、何だかおかしいようにしか思えないのですが、あなたの直感はどうですか。これはおかしいですよ。


○大橋説明員 
ただ設立の日と契約の日が割合に近いというだけのことでありまして、その設立前に契約したわけでも何でもないのですから、そう非常識だとは考えないのですが、いかがなものでしょうか。私は、そう不思議だとも思いませんです。


○荒舩委員長 
そうなると、私は総裁によけいお尋ねしなくちゃならぬのですが、こんな疑惑を生じていることを、疑惑がないというようなお考えだとすると、どうも少しおかしいじゃないかなあというような気がするのです。
私は、決してしゅうとめ根性であなたをいじめるとか、追及するとかするのではないが、これはほんとうに国民が納得できるようなことでなければならないし、また決算委員会の使命としても、九千万国民の税金がどう使われているかということから考えて、納得できるような解明をすることが、この委員会の使命である。

そういう考えで、良心に従って私どもこれをお尋ねしているわけなんで、虫のせいやかんのせいで私が委員長の席から説明を求めているわけじゃないのです。
まことに不可能なことです。

他の委員会においても、こういうような質疑がかわされたと聞いておりますが、総裁、これはあなたのお御就任前のことだとしても、お宅の方とか国鉄とかいうようなところは、日本の国力の一つのバロメーターであるから、そういうところを、もう少しだれにも納得できるような仕事をしてもらわないと困る。
そういう点から言って、まことにおかしいと思うのです。
四月十一日に会社を創立して、五月十六日にはこの第一期工事を引き受けたのだという。
そうなると、何だかこれを引き受けるために会社を作ったようにしか、どうしても思えないのですよ。

総裁にはこれ以上お尋ねしませんが、副総裁はどうお考えですか。


○横田説明員 
今のお話の点については、先ほどお話ししましたように、この会社が設立して間もなくわれわれの方の仕事をやったということから、この会社が、その後の実績を見ましても、私の方の仕事に重点を置いてきたということは、確かだと思います。

これは確かだと思いますが、ただ、お話の点の、私の方の仕事を特に不公平にやらしてやろうとか、そういうようなことで会社を作られたというようなことはなかったものと、私どもは信じております。
裏の話があったかなかったかと言われると、私も、その当時面接の当務者ではなかったのですけれども、裏の話はなかったものだと、私はほんとうに心から信じております。

そうしてその後の取り扱いも、先ほどお話しいたしましたように、この会社について特に不公平な取り扱いをするというようなつもりでやってきておりませんし、今後とも、この会社の取り扱いについては、他の三菱地所、三井不動産というような不動産会社と平等な取り扱いをしていきたいと思っております。
その点は、ほかの会社と特別扱いをするのではないということで、一つ御了承を願いたいと思います。


○荒舩委員長 
それから中田説明員にちょっとお尋ねしますが、先ほどの勝澤君の質問で、キャバレーだのダンス・ホールだのじゃないのだ。
しかし、それは公共建物が絶対の権利があって、そこできめてきたものを電電公社で話を承るんだというように聞こえたんですが、そうですか。


○中田説明員 
そうではありません。もちろん、公共建物株式会社の所有でありますから、今度の場合も、東芝――東京芝浦電気株式会社が入りたいからということでありますし、これはりっぱな会社でもありますから、われわれの方は、それでけっこうだという返事をしたわけであります。


○荒舩委員長 
たまたま芝浦電気という話が出たが、そればかりではなく、――決定権は、そうすると、電電にあるんですか、ないんですか、どっちですか。


○横田説明員 
これは、公共建物の所有分についての決定権は、公共建物にあります。
それから今の共済会の所有分は、私の方で借りたわけですが、共済会の所有分は、共済会が決定権を持つわけです。
だから、所有権を持ったものが最終的な決定権を持つわけであります。
これは今度の本社の建物だけの問題ではなしに、先ほども申し上げましたように、共同建物は――ビルディングの分割所有は、御承知のように縦で分けることもできるし、横に分けて分割所有することもできる。

だから、所有権は、それぞれ分かれてあるわけです。福島の電話局の場合は、われわれの所有のほかの分は、商工会議所が持っておる。
商工会議所がどこに貸すかということの最後の決定権は、商工会議所がその所有権に基づいて決定する。しかし、それにしても、そう変なところじゃ困るから、われわれの方と協議してきめてくれ、こういうことになっておるわけであります。
従って、協議したときに、そこはあんまり変じゃないかとわれわれが言えば、これは当然向こうが遠慮する、こういうことで協議せねばならぬ、こういうことであります。


○大上委員 
さいぜんからいろいろ話を承っておって、私も委員長と同じく頭が悪いのかもしれませんが、のみ込めない。ただいま同僚委員から質問がありましたのを要約いたします。
点は、私も議席は持っておりますが、他に事業をやっております関係上、 社会通念に基づいて、四月一日に設立せられたものと五月に契約するということは、どう考えても、われわれ理解できないのです。

どうも皆さん方はそれぞれの役所にお勤めだからといえばそれまでだが、経済マンとしては、こういうことはあり得ない。
何だかそこにおかしなものがあるということは、われわれもそう思います。
そこで総裁なり副総裁の御意見いろいろございましたが、私の答えの要求は、社会の常識上から見たら、こういうことがあり得るのですか。
または皆さんが過去の経験なり既往のいろいろな問題から見て、こういう問題はほんとうにあるのでしょうか。その点を一つお尋ねしたい。

第二点、現在問題になっております三宮の電電公社ですが、竹中が請け負って播磨造船が鉄骨等を出して云々と出ておりますが、私、神戸の出でございますので……。
この当時に、たとえば播磨造船が鉄骨を提供した。従って、それが直接に坪当たりの単価を非常に安くするということはおかしいということで、子会社である呉造船に、特別契約で現在事務所を使わしておるということを巷間伝えられております、真否はわかりませんけれども。

そもそも発足自体が、重ねて申しますが、社会の通念上から見てどうも不可解千万だ。
私も同じ意見なんです。それであらためてお尋ねしますが、その点の二つをお答え願いたいと思います。


国会議事録シリーズ15 霞ヶ関電話局は清水建設 マージンは公共建物の怪!?

続 W告発



衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日


昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁                  大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁                横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)        米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長) 秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長         中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)




○勝澤委員 
一番最初の工事については、公共建物に話した、こういうことで立てかえでどうだろうかというお話をしたということですが、しかし、実際の工事をやっておるのは、竹中なのです。

ですから、公共建物がそれをキャッチ・ボールをして竹中に、それから鉄骨工事は播磨にやらした。
そこで竹中が公共建物に、お前のところはマージンをとって、今度はおれの方へ回してくれ、こんなばかばかしい取引は、常識的におかしいと思う。

その次の霞ケ関の問題だって、仕事をやっているのは清水です。
これはまたおかしい。

公共建物が間に入っているのです。ですから、それはやはり話を聞いていけばいくほど、公共建物という会社がおかしいと思う。
そこで、一体今度は、たくさん金を持っている共済会というのは、どういう団体なのですか。


○勝澤委員 
そこで、この電電ビルは、総額幾らでできて、そうして共済会はこれを幾らで買い取ったか。
今財産権はわかりましたが、その点どうなんです。


○中田説明員 
日比谷電電ビルディングの工事は、総額が四十五億三千二百八十二万二千円でありまして、そのうち、電気通信共済会部分が二十九億五千六百右方九千円、公共建物株式会社部分が十五億七千六百七十五万三千円ということになっております。

それからその建設期間中の利子が、総額で五億九千七百万円でありまして、電気通信共済会部分が三億八千九百三十万四千円、公共建物部分が二億七百六十九万六千円、建設工事期間中公社が地代をとっておりますので、総額といたしまして、地代とその地代の金利を含んでおりますけれども、一億九千九百万円になりまして、共済会部分を分けますと、それが一億二千九百七十六万八千円、公共建物株式会社部分が六千九百二十三万二千円ということになりまして、全部の工事費、建設利子、地代を含めますと、総額で五十三億二千八百八十二万二千円になりまして、通信共済会部分は三十四億七千五百十四万一千円、公共建物株式会社部分が十八億五千三百六十八万一千円ということになっております。

なお、これは入りまして、なお現在若干の工事をやっておりますので、これは大体の概算でありまして、こまかい最後までの決算は、今後工事が終わりましてから、はっきりした工事費が決定することと思います。
若干の差はあると思います。


○勝澤委員 
今の数字は、公共建物株式会社の発表した数字なんですね。


○中田説明員 
公共建物株式会社が工事をやりますときに、大体私の方から注文をしましたものにつきまして、向こうから見積もりを出しまして、それを私の方で検討いたしまして、それで大体よろしいということで承認を与えた工事費がこれであります。


○勝澤委員 
うすると、その権限はどういうことであるのですか。
土地を公共建物株式会社に貸して、建てさせておるのですから、建てる権限は、公共建物株式会社が一切がっさいやる、こういうことではないのですか。


○中田説明員 
御説の通りでありますけれども、私の方といたしましても、公共建物株式会社にあまり高いりっぱ過ぎるものを建てられてもまた困りますし、ああいう場所でもありまするし、あまりまたみすぼらしいものを建てられても困りますので、建設の両方の覚え書には、大体二十万円程度ということが入っておりまして、それを私の方といたしましても見る必要がありまして、全体の設計が二十万円になるように、われわれがそれに途中で一々承認を与えたのが、この数字であります。


○勝澤委員 
そうすると、公共建物株式会社と電電公社と一緒になって、あの建物の設計から建設までやった、こういうことになるのですね。


○中田説明員 
一緒になってやったといえばそうかもしれませんけれども、中へ入るわれわれが使うものでありますから、大体の全体の構想といいますか、そういったものは、公社が注文し、部屋割りだとか、どういう部屋がほしいとか、どういう設備がほしいというようないろいろな注文は、われわれの方でいたしまして、それによって、実際の設計は公共建物がやったという状態であります。


○勝澤委員 公共建物株式会社は、この建設にあたっての資金は、どういう形で行なったのですか。


○中田説明員 
一部自己資金も使っておるようでありますが、ほとんどは銀行その他に依頼をいたしまして、銀行からの融資によって借りているようであります。


○勝澤委員 もう少し具体的に、融資銀行なり内容を御説明願いたいと思います。


○中田説明員 
現在どこの銀行からどれだけのものを借りておるというこまかい資料は、手元にありませんけれども、公共建物から私たちの方へ、どれくらいの金をどこの銀行から借りたというような調書が来ております。
いずれ、これは提出させていただきたいと思います。


○荒舩委員長 
ちょっと途中ですが、聞いていてまことに私は不可解千万なんで、大橋総裁に聞きます。
四月十一日に会社が設立になって、五月十六日にはもうその工事を受けた、こういうことになるのですが、私は、委員長ではあるが、与党の議員なんですが、どう考えても、これをやるために会社を設立した。
もっと言い方によると、これをやらせるから一つ会社を作れという、指令か命令でも与えたようにしか聞こえない。
それで大橋総裁、あなたが考えても、ちょっと変に思いませんか。
ちょっとそれをお尋ねいたします。


○大橋説明員 
これは私の就任のずいぶん前の話でございまして、会社ができた当時の関係者でございませんので、事情はよく存じません。
従いまして、先ほどからの局長等の答弁の通り行なわれておったことと、私は信じております。


国会議事録シリーズ14 公共建物は電電公社工事のトンネル目的で作られた会社と国会で追及

続 W告発 


衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日


昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁                 大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁               横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)       米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長) 秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長              中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)




○勝澤委員 
そうすると、三宮のときは、電電公社がその土地を提供して、公共建物会社に電話局を作ってくれと頼んで、それで公共建物が資金調達をやって、仕事の方は、ここにある竹中組と播磨造船にやらした、こういうことなんですね。


○勝澤委員 
そうすると、電電公社が会社を作った。公共建物という会社は何かというと、トンネル会社じゃありませんか。
トンネル会社と指摘されているじゃありませんか。
なおかつ、メンバーを見れば、みな政治的要素があるということは、三十三年の予算委員会のときに言われているじゃありませんか。
どうなんですか。


○中田説明員 
先ほどの答弁が、言葉が十分足りなかったと思いますけれども、電電公社の所有の部分を貸しているのは、全然ありません。
公共建物と共同した建物でありまして、その公共建物所有の部分が、先ほど申しましたような、銀行とか貸事務所になっております。
ですから、二つ一緒になった大きな建物であるということであります。


○荒舩委員長 
ちょっとお待ち下さい。
勝澤君と中田説明員との間の質問と答弁、まことに表面的だが、聞いていると、委員長においても納得し得ないような感じを受けるのですが、公共建物と電電公社の関係や、それからどういうわけで公共建物にそういうことをやらせなくちゃならないか、今の御説明だと、明らかにトンネル会社であり、明らかに政治的な意図を持って、電電公社の仕事を取るために会社を作ったとしか思われないのですが、そこをもう少し納得のできるような説明ができないのですか。


○勝澤委員 
今の答弁聞いていても、結局疑問だらけになるのです。
三菱地所やほかのところが応じてくれなかったから、公共建物が応じてくれた、こういう言い方をしている。
そうじゃないのです。
これは、今の構想で作るにはどうしたらいいかということで、よそでできないから、ここで公共建物株式会社というものを作ったのですよ。
こういうことになるじゃありませんか。
この営業報告を見てみなさい。
四月八日に創立総会をやり、五月十六日には、神戸三宮の電話局と建設協定を結んでいるじゃないですか。
決算の中身を全部見てごらんなさい。
この営業成績は、みんな電話局の仕事ばかりじゃありませんか。
これだけじゃないと言っておりますが、そうですよ。
この公共建物という会社ができた根拠というのは、今あなたの言った構想を実現させるためにできた会社じゃありませんか。そうでしょう。


○横田説明員 
先ほど申し上げましたように、その会社の営業実績を見ますと、大部分はわれわれの仕事であることは、この営業実績が示す通りでありますが、われわれの方の仕事だけやっておるのではないということと、それからわれわれの方も、今の共同建物の先ほどの構想をやるについて、公共建物だけが相手じゃない。
先ほど申し上げましたように、小樽の場合は、市と一緒であります。
福島の場合は、商工会議所と一緒であります。
われわれの土地を利用する場合、できるだけ共同建物として最大限にその土地を活用して、同時に、その資金をできるだけ民間の資金の活用によってそれをやっていきたいという構想でやっておるわけでありまして、そういう共同建物だけが相手じゃない。
そういう市の場合、あるいは商工会議所の場合、そういうような構想でやっておるわけであります。


○勝澤委員 
これは、明らかに国鉄で問題になった鉄道会館と似たようなやり方なんですよ。
こういうやり方は、政治的に私は知能犯だと思う。
それはなぜかといいますと、一番いい土地に建物を建てたいとだれでも思います。
その中に、電電公社だけではもったいないから、ほかのものを入れようという考え方は、けっこうだと思うのです。
やがて電電公社が大きくなったときに、それはのいてもらって入るんだ。
それを公共建物という会社に置きかえておるところに問題がある。
今言っておる市とか商工会議所とかいう公共団体、それはいろいろやり方があるでありましょうけれでも、大体世間としては了解できると思うのです。
しかし、公共建物という会社がそれをやっておるということが、まず第一の問題だと思うのです。
そこで、日比谷の問題で、今建物の所有権というものは公共建物だ、そしてでき上がってから、今度は共済会が買ったんだ、こういう話です。
それじゃ、初めから共済会で――電電公社が公共建物にやらずに、資金的に六階まで買収できるような共済会であったら、電電公社の土地に共済会が建物を建てて、公共建物を抜いて直接貸せるという方法は、不可能なんですか。


国会議事録シリーズ13 電電神戸三ノ宮ビル、請負ったのは公共建物、工事は竹中組!

続 W告発

公共建物株式会社の当時の取締役は、石坂泰三氏(東芝)、監査役柳田誠二郎氏(JAL初代社長)、監査役松根宗一氏(日本興業銀行)がおられた。
松根宗一氏(元 日本興業銀行)に至っては、東京電力顧問、エネルギー原子力関係の専門家だ。

この議事録にある神戸三ノ宮ビル、請負ったのは公共建物なのだが、実際の工事は、竹中組が行っている。
電電公社から直で竹中組に仕事を出せば、一枚マージンが減るのに、なぜ公共建物を、かませなきゃならないのだろうか?と、厳しく追及されている。


この三ノ宮だけではない。
過去に、霞ヶ関、NTT大手町ファーストスクエア不正等価交換疑惑の舞台となった千代田電電ビルディング、それから日比谷NTTビル、これらは全て公共建物が請負いはするが、実際の工事は、一流建築会社に丸投げをしたと指摘されている。


公共建物、創業当時から役員は超一流ではある。
が、しかし、実績も信用も無い生まれたばかりの不動産会社が大規模な工事を請負って、一流どころに丸投げするのか?
不思議な構図である。

「霞ヶ関と千代田電電ビルは、公社側から、三菱地所株式会社と三井不動産株式会社に対して、こういう条件でやってくれないかということを文書で照会、両方とも、自分のところではできないからという文書をもらったので、公共建物にやらしたわけ」と答弁にあるが、これまた、不思議。
三菱地所や三井不動産といった一流どころが「出来ません!」って断った工事を、出来たてほやほやの公共建物が請負っている。
これも、茶番なのでは?と、他の国会で追及、指摘されている。

だから、トンネル トンネルって、しつこく国会で追及されていたのだな、昭和33年から延々と。





衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日

昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁                   大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁                 横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)         米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長)  秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長                中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)



○中田説明員 
公共建物株式会社は、主たる仕事は不動産の所有、利用、売買、並びに賃貸でありまして、一般で言います不動産会社ということにわれわれは考えております。
ですから、たとえば三井不動産、あるいは三菱地所、東急不動産というような会社と同じものであると考えておるわけでありまして、これが自分で金を集めてきて、そして建ててくれる。
三井不動産及び三菱地所にいたしましても、自分で仕事をするわけでありませんで、やはりほかの土建業者に建物を建てさしておるわけでありまして、それと同じように考えておるわけであります。
それから、公共建物株式会社は、確かに現在までのところ、ほかのものにつきましては、住宅その他会社のアパートとか、そういうものを若干やっておりますが、大部分は今まで公社の仕事であります。
なお、その間におきまして、霞ヶ関電話局あるいは千代田電電ビルのときには、公社といたしましても、三菱地所株式会社及び三井不動産株式会社に対しましても、こういう条件でやってくれないかということを文書で照会いたしまして、両方とも、自分のところではできないからという文書をもらっておるわけであります。それで公共建物にやらしたわけであります。


○小川(豊)委員 
経過はわかりましたが、この公共建物という会社は、この営業報告によると、電電公社以外の仕事をほとんどやってないのですよ。
そうすると、これは電電公社の方で、自分の方の仕事をやらせるために、まず会社を作らないかといって作らして、そして自分の方のものはほとんど全部公共建物でやっていく。
そして公共建物は、三宮ですか、東京でも関西でも、家を建てちゃその何割かずつ取得していっているわけですね。

そしてしかも、質料で相当利益を上げているということも、報告に出ている。
共済会の方は、これは団体の趣旨からいって、共済会というんだから、営利会社ではないと思うんですよ。そうすると、あなたの方では、一体どういうことなんですか。
自分の方の土地を、公共建物に頼んで工事をしてもらって、それを共済会に持ってもらう。一部は、公共建物へ七階と八階をやってしまって、大部分の六五%というのは共済会が持つ。
あなたの方は家賃を払って借りている。
こういうややこしい公社の建物の建て方というのは、日本には例がないので、疑問を持たざるを得ない。
また繰り返しますけれども、何で一体こういうことをやらなければならないのか。私は、これは得だからおやりになったか、それとも資金の調達が困難だからおやりになったか、そのどっちかに理由があると思うので、そのどっちかということをさっきお尋ねした。端的にお答え下さい。


○横田説明員 
その点は、先ほどお答えいたしたつもりでありましたが、われわれの資金としては、できるだけこれを電話局あるいは線路等の、直接お客さんのサービスに必要な方に投下していく。
本社の事務所等については、でき得るならば民間資金によってこれをまかなっていきたい、こういうことが主眼でありまして、そのほかに他意はないのであります。
なお、公共建物という会社の本質は、先ほど申し上げましたように不動産会社で、三井不動産あるいは三菱地所等と同じようなものでありますが、公社がこの電話局等をほかの事務所と共同建物にしておるという例は、ただいま御指摘のありました三宮あるいは千代田ビル等のほかにも、たとえば小樽の電話局、あるいは福島の電話局等も、これはやはり他の事務所と共同建物にいたしております。
この小樽あるいは福島等につきましては、たしか片方は、福島は商工会議所と一緒の共同建物、小樽は市と共同建物にしておるわけでありまして、そういう土地を利用する場合には、できるだけ最高限まで建物を建てて、それでこの場合の民間資金は利用するけれども、われわれの直接必要とするもの以外については、共同に、土地一ぱいの建物を建てて利用していくということが、われわれのためにもいいし、他の方にもいいんじゃないか、こういうふうに考えておるわけであります。


○勝澤委員 
移転の披露会――まあ大へんりっぱな披露会で、電電公社が大へんりっぱなビルを建てたと、みな理解したそうですが、帰ってきて調べてみたら、あれは電電公社のビルではない、借りているのだ、こういう話を聞いて、二度びっくりしたということが出ております。そこで、あの今のビルディングというのは、どこが所有をされて、そして、どういう形に今なっているのですか。


○中田説明員 
あのビルは、地下四階までの大部分が、共済会の所有でありまして、地下の二階及び地上の七階、八階、九階の大部分が、公共建物の所有であります。


○勝澤委員 土地はどこのものなんですか。


○中田説明員 電電公社の所有であります。


○勝澤委員 
そうすると、電電公社の土地に建物を建てて、そして約八割が共済会のもので、あと残っているのが、公共建物の所有になっている。こういうことが財産上における所有権なんですね。


○中田説明員 その通りであります。


○勝澤委員 
公共建物株式会社という会社は、どういう会社なんですか。いつ設立されて、建設省からいつ認可をされておるのですか。


○中田説明員 
公共建物株式会社は、先ほど申しましたように、不動産会社でありまして、設立が昭和二十八年四月十一日であります。


○勝澤委員 建設業の許可は。


○中田説明員 
建設業の許可は、今資料はありませんけれども、こういった会社は、自分で直営の小さい仕事をやるために、三菱地所でありましても、三井不動産でありましても、自分で直営でやることができるように、みんな建設業の登録はしていると思います。

していると思うというのは

○勝澤委員 
していると思うというのは、なかなか大へんな答弁なんですけれども、こんなに問題になっているのに、そんなに不明確な答弁でよろしいんですか。
これは昭和三十三年の六月から問題になっているじゃありませんか。
そして建設省からも、公共建物というのはでたらめな会社だと言われているじゃありませんか。もう少しはっきりした答弁をして下さい。


○中田説明員 三十四年の三月七日に建設業の登録をしております。


○勝澤委員 
二十八年四月十一日から設立をして、それで今日まで、電電公社の仕事は、どことどこをやっておるか、説明して下さい。


○中田説明員 
先ほど申しましたように、この会社は、不動産の所有、利用、売買並びに賃貸というのが主たる業務でありまして、公社の関係のものをやりましたのは、三宮の電電ビルディング、それから霞ケ関の電話局及び千代田電電ビルディング、これと、現在問題になっております日比谷電電ビルディング、この四つであります。


○勝澤委員 
この設立をした会社の役員ですが、今の参議院の青木一男さんが会長で、それから藤山愛一郎さんなんかも入っておる。
山下太郎さんなんかもおる。
しかし、当時問題になって、藤山さんは大臣になられた当時にやめた。
こういう会社なんですね。


○中田説明員 
現在の役員は、取締役会長は青木一男、取締役社長山本源太郎、常務取締役渡辺光明、同じく細野政男、取締役山下太郎、同じく取締役石坂泰三、同じく取締役渡辺仁、同じく取締役庵原豊、同じく取締役山本為三郎、監査役柳田誠二郎、同じく監査役松根宗一であります。


○勝澤委員 
今言われました三宮の電話局を作ったときは、二十八年で、まだ建設業の許可をとっていなかったようでありますけれども、これは電電公社の所有地に電話局を建てて、そして公共建物が請け負ったのですか。
工事は竹中組がやって、それから鉄骨工事は播磨造船がやった、こういうようになっているのですが、そうなんですか。


○中田説明員 
その当時は、まだ建設業の登録はしてないと思いますけれども、この公共建物株式会社は、先ほど申しましたように、不動産の方が主たる業でありますので、もちろん、そのときは公共建物自身が金を集めまして建物を建てたというわけでございます。


国会議事録シリーズ12 日比谷NTT本社ビル 電気通信共済会&公共建物が大家さん

衆議院 逓信委員会 昭和36年02月16日

昭和三十六年二月十六日(木曜日)
    午前十時四十五分開議 出席委員
中略
 委員外の出席者
  
日本電信電話公社総裁          大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁        横田 信夫君
日本電信電話公社理事(建築局長)中田 亮吉君(後の公共建物株式会社 社外取締役)
専  門  員 吉田 弘苗君



○森本委員 
公社にお聞きしたいと思いますが、ちょっとその前に簡単なことですけれどもお聞きしたいと思います。
この間、電電公社の本社の落成式といいますか、祝賀会がありまして、われわれ委員も呼ばれてみな行きました。
なかなか堂々たる庁舎ができておるので非常に感心をいたしましたが、この間ちょっと新聞で見ると、あのビルディングが実は公社のビルではないということを書いてあったわけでありますが、あれはどうなっておりますか。


○大橋説明員 
あれは現在公社が使っております部分は電気通信共済会の所有の建物になっております。
公社の使ってない建物は公共建物会社の所有に属するものであります。


○森本委員 
その公共建物会社という問題については、かつて参議院で同僚の中田議員が質問いたしまして、かなり反響を呼んだとがございます。
それが公共建物の問題でございましたが、あの建物は一体電気通信共済会がどの程度持ち、それから公共建物会社がどの程度持っておるのですか。


○横田説明員 
坪数はすぐあとで数字を取り寄せますが、今度の建物の一階、二階、三階、四階、五階、六階をただいまのお話のように私どもが共済会から借り受けることにいたしました。
七階と八階・九階が公共建物の所有でありまして、これをたしか東芝の方に貸すということに相なっております。
なお地下の方は、地下四階が共用になっております。たしか地下四階が冷暖房その他のものが入っておりまして、これは共用であります。
それから地下の二階と一階は共済会の建物になっております。
――ちょっと今の点、不正確な点がありますので、今建築局長が参りましたので、具体的な坪数そのほか正確なものを申し上げます。


○中田説明員 
新庁舎の全体の坪数は、上の外部に貸す部分も含めまして延べ坪で二万三千何百坪の建物であります。公社が使っております部分は、そのうち一万四千五、六百坪だったと思います。
こまかい数字は今手元に持っておりませんので大体の数字を申し上げます。
それから地下四階は建物全体の暖房、冷房、電気、そういった機械関係になっておりまして、地下三階が公社の車庫になっております。
それから地下二階が、これは上に入ります会社の、現在のところ東芝が入っておりますのですが、東芝の車庫及び厚生施設、それから地下一階は全部公社が使うものでありまして、食堂その他厚生施設になっております。
それから一階から六階までが公社の事務室になっておりまして、七、八、九階が東京芝浦電気が使うという大体の概要になっております。


○森本委員 
これは財産に評価をして、この電気通信共済会が持っておるところのビルディングと、それからいまだに公共建物が持っておるものとは、どの程度になりますか。


○中田説明員 
共済会の持っておる坪数が、先ほど申しましたように、ここにこまかく申し上げますと、一万四千八百九十二坪〇四となっております。
それから公共建物株式会社の所有分が七千九百四十三坪三四ということになっておりまして、先ほど私が申し上げました坪数が少し間違っておりましたが、全体の坪数は合計いたしまして二万二千八百三十五・三八という坪数になっております。


○森本委員 
私の聞いておるのは坪数だけれども、この実際の財産の評価額についてどの程度になるかということです。


○中田説明員 
財産額は、全部含めまして四十五億三千二百八十二万二千円、これも概算でありますけれども、共済会部分が二十九億五千六百六万九千円、それから公共建物の部分が十五億七千六百七十五万三千円ということになっております。


○森本委員 
それで、この公共建物会社の分については十五億なんぼ、それから共済会が二十九億なんぼということでありますが、この共済会の二十九億なんぼというものについては全部公社に貸しておる、こういう建前になっておると思いますが、現在公社がこれに支払うところの借料というものはどの程度になっておりますか


国会議事録シリーズ11 日比谷NTT本社ビル 大家と言えば親も同然! 

続 W告発


奇しくも、千代田区内幸町、みずほ銀行本店の向かいに建つ日比谷NTTビル。

土地は電電公社が所有、建物は電電公社の共済会と公共建物株式会社が共同で所有していたのだが、一時期、中曽根政権・臨調、メザシの土光さんの東芝本社やアラビア石油(現AOCホールディングス)本社が入居、現在は、NTTコミュニケーションズが本社を置いている。


日比谷NTT本社ビルに関して言えば、公共建物は大家、NTTは店子の関係なのだ。
昔から、大家と言えば親も同然、店子といえば子も同然と言われるが、親は子を愛しみ、子は、せっせと親孝行しなければなるまい。


さて、「ストーカー太郎」によると、日比谷NTTビルには、面白い話があるそうな。

東芝がフロアを明け渡す時に、大家・公共建物側と、ちょっとしたトラブルがあって、東芝は、その後、現所在地に本社を置くまで、本社機能を三か所に分散して凌ぐことになったのだとか。
その、すったもんだを丸めこんで大活躍したのは、公共建物顧問弁護士事務所、ご存知、岩田合同法律事務所のセンセイ方なのだそうだ。
さすが、「ストーカー太郎」は、地獄耳!!というより、なんせ、工作資金、裏金運用担当だから、当事者だから。

持つべきは、有能な顧問弁護士である。




衆議院 決算委員会  昭和35年02月26日

昭和三十五年二月二十六日(金曜日)
    午前十時三十九分開議
 
 委員外の出席者
        日本電信電話公社総裁   大橋 吾郎君

                  日本電信電話公社理事
        (建築局長) ※中田 亮吉君 (後の公共建物株式会社社外取締役)




○山田(長)委員 久保君のただいまの質問について不明な点がありますので、私はあらためて総裁でなくてもいいのですが、今電信電話公社では下請会社を何社持っておりますか、大きなところをあげて御説明願いたいと思います。


○大橋説明員 
今日比谷に建てている建物は、先ほど御質問がありました公共建物会社の建物であります。
あの所有権は、公共建物が自分の金であれを建てておるわけでありまして、その一部を公社が今後借用する契約になっておる。
東芝も、やはり同じ建物の一部を借用するということになっておるわけであります。
公社の建物を公社が東芝に貸すというわけではないのであります。


○山田(長)委員 
表面上のことはそれで一応理解されるような感じがするんですけれども、第三者が見れば、やはり公社の建物の中に東芝が入っておるというような印象を受けると思うのですが、こういう点については、建物会社があなたと折衝している期間中に、東芝が入ってくるごとについては何の話もなかったんですか、それとも話はあったけれども、東芝と一緒になることはしようがないという観念のもとに進められたものですか。


○小川(豊)委員 
関連。今の公共建物会社というのは、不動産会社のようなもので、そこで建てた建物を公社が借りるんだ、こういう御答弁でしたが、公共建物会社に対して、神戸の場合、三宮ですか、公社で保証していますね。
しているでしょう。どうなんですか。


○中田説明員 お答え申し上げます。三宮の場合は……。


○小川(豊)委員 しているか、していないかを聞けばいいのです。


○中田説明員 しています。


○小川(豊)委員 
そうすると、公社は、純然たる民間会社に対して保証できるのですか。公社は保証をする能力があるのですか。


国会議事録シリーズ10 今日も電電おかかえトンネル会社と連呼追及!

続 W告発



連続シリーズでお伝えしている国会議事録シリーズ、毎日毎日、その内容は変わり映えがしない。
野党国会議員の激しい追及、電電おかかえだの、トンネル会社だの、最悪の評価だのが、繰り返し並んでいる。


そこで、今日は、説明委員に注目していただきたい。
前出の議事録の、秋草篤二総裁同様、当時の電電公社 中田亮吉建設局長も答弁に立たれておられるのだ。


お二方ともに電電公社の人間であるがゆえ、公共建物を擁護する説明をしておられる。
電電公社の人間であるので、至極当然の成り行きだ。
身内を守るのは、当然のことなのだ。



衆議院 決算委員会  昭和35年02月26日

昭和三十五年二月二十六日(金曜日)
    午前十時三十九分開議
 
 委員外の出席者
 
  日本電信電話公社総裁     
         大橋 吾郎君

  日本電信電話公社理事
        (建築局長) ※中田 亮吉君 (後の公共建物株式会社社外取締役)




○小川(豊)委員 
今の施設がどうだというように限定せずに、久保委員はトンネル会社ではないのか、そういうものがあってはいけないというのに対して、あなたは確信を持ってそういうものはない、こう答えられているのですよ。
私は、さっき言ったように、この問題は、疑問はあるけれども、もう始めてしまっていることだから、この委員会では質問はすまいと思ったが、あなたがないと言うならば、あの公共建物株式会社というものは、あれはトンネル会社ではないか。
トンネル会社というのは、人に安くやろうと高くやろうと、金額の問題ではない。
自分が施工しない会社に請け負わせる。
しかも、あの会社はあなたのところの仕事以外にやっていない会社だから、完全にトンネル会社じゃないかと思うので、お聞きしたのです。


○大橋説明員 
私は、あの公共建物会社のやっている仕事はトンネル会社とは承知しておりませんが、なお詳細の内容につきまして、トンネル会社でないということの説明を、建築局長からいたさせますから、御了承願います。


○中田説明員※ 
ただいま先生からお尋ねの公共建物株式会社でありますが、この会社は、不動産会社でありまして、三菱地所株式会社あるいは三井不動産株式会社、東急不動産株式会社というような会社と同様の会社でありまして、自分で金を集めて建物を建てて、それを賃貸するというのをおもなる業務としている会社でありまして、三井不動産あるいは三菱地所が直接自分で仕事をするということがありませんと同様に、公共建物も自分ではやっておりません状態であります。
従って、私たちは、公共建物株式会社は、今御質問のありましたように、トンネル会社というふうには考えておらない次第であります。


○久保委員 
ちょっと資料を要求いたしますが、指摘事項の四九五から四九七の三件について、指名競争入札の経緯、これはあまりにも簡単でわかりません。
会計検査院の報告は結果だけを言っておりますから、その経緯について報告してもらいましょう。たとえば何社、何という会社が指名競争入札に加わった、入札の価格は幾らであった、どういう者が代表者である、予定価格は幾らであった、こういう詳細について、これだけではわからぬから、資料として出していただきたいと思います。


○鈴木委員長 出せますか。


○大橋説明員 承知いたしました。



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