株主総会シーズン突入―トヨタ

 株主総会のシーズンにぼちぼち突入した。当紙にも沢山の「定時株主総会召集ご通知」が到着している。で、筆者も株を持ってるけど遠いから行ったことのないトヨタの株主総会が今日、愛知県豊田市で行われたそう。

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埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博(5)

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(敬天記者)

 このゴルフ賭博疑惑について、Aさんは純粋に消費者として、ゴルフ賭博をしていたのか?とか、していてもしていなくても、このような「お楽しみ票」なるモノが存在している自体、メーカーとしては、聞かれたら応える位の機転は聞かせてもいいかと思うのですが、実際にAさんが問い合わせをして見ると、各社の対応は具体的にどんな風だったのですか?

(Aさん)
 法律解釈は色々とありますね。しかし現実問題として、過去には大手私鉄のゴルフコンペで同様の行為を計画中、ファイル交換ソフトから出走表や投票券が外部流出し、会社として公に謝罪をしています。

 また、地方銀行でも出走表や投票券を作成している時点で明るみとなり、地元警察から注意勧告され、会社として公に謝罪をしています。

 私は本当に賭博行為が行なわれていたかは、知る由はありません。仮に行なわれていたとしても、どの様な目的(本気なのか、場を盛り上げるため)なのか分かる訳もありません。また、計画のみで配布や行為自体を行なっていないかも知れません。

 しかし、私が何度も申し上げている通り、社会情勢を見極めることが肝心なんだと思います。

 さて、それぞれメーカーからの回答の件ですが、第2回目に掲載されている質問文の回答をメーカーから頂きました。

 その中の一社の要訳としては、
「販社は連結決算子会社であっても、独立した存在でメーカー側から口出しはできない」
「販社のコンプライアンス委員会に内容を伝え、厳正に対応する。但し、処分内容は公表できない」
とのことでした。

 社長や重役をしている行為をコンプライアンス委員会が厳正に審議することができるでしょうか?
また、法律話は抜きとして連結決算子会社なら親会社から相応の対応ができるはずです。

 私たちはメーカーで製造した自動車を販社から購入します。もう少し、メーカーと販社が一体となった考えや対応が必要なのではないのでしょうか。

 今回の一件だけでなく、リコール対応等があった際、これでは心配になりますね・・・。

◇ ◆ ◇

(刑法 賭博)
第185条  賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

(刑法 常習賭博及び賭博場開張等図利)
第186条
1 常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

 これが賭博罪の条文である。この刑罰の保護法益について、判例・通説は「公序良俗の保護」にあるとされ、「健全な経済活動及び勤労と、副次的犯罪の防止である」としている(最大判昭和25年11月22日刑集4巻11号2380頁)。

 刑法の条文には「賭博」とは何かの定義規定がない。一般には賭博(ギャンブル)とは、金銭や品物などの財物を賭けて偶然性の要素が含まれる勝負を行い、その結果によって相手の賭けた財物を獲得したり、自分の賭けたモノを失ったりする、損をするリスクを負うものであることを要する。

 例えば商店街の福引とかパーティ会場でのビンゴゲームなど当事者の一方が景品を用意するだけで参加者は仮に負けても損をしない場合には、賭博とは言えない。

 また刑法は「一時の娯楽に供する物」を賭けたにとどまるときは例外としている。これについての判例・通説は、関係者が一時娯楽のために消費する物をいうとしている(大審院判決昭和4年2月18日)。例えば、宴会などの娯楽の一環として、その場にあるような飲み物やお菓子など。

 埼自販の会員企業各社が、これらの物の費用を負担させるために参加費などを支出させた場合は賭博罪とならないが、金銭そのものを賭けるのは、一時の娯楽に供するものとは言えず賭博となる。現場にいたわけではない我々は何とも判断のしようがなく、真相はメーカー各社が応えてくれねば、永久に分らないわけだ。

 今回の埼自販のゴルフ賭博疑惑について、報じている我々自体も、賭けゴルフとか賭けマージャンなんてのは、ゲームの興奮を高めるためのエッセンスでしかなく、少々なら仕方がないのかも知れないと思う所がある。

 しかし、それならば本件の情報提供者Aさんが各メーカーに問い合わせをした時の各社の対応は酷かったそうで、この点こそメーカー各社が改めるべき点なのではないかと思っている。


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博(4)

 埼玉県自動車販売店協会(〒331-0077 埼玉県さいたま市西区大字中釘2255番地 以下、埼自販とする)は、自動車の健全な普及と流通・環境面等の諸問題の改善、整備を図る目的を達成するため、昭和34年に設立された自動車ディーラーの全国組織である社団法人日本自動車販売協会連合会(略称 自販連)の埼玉県支部である。
埼玉県内の自動車の普及を促進し販売業の健全な発展に資すると共に会員相互の親睦を図ることを目的とし、会員らの親睦のために様々なイベントを催している。

埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ

 本年の6月4日、埼自販会員らが親睦を図る為にゴルフコンペ「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」を催し、上記掲載画像(クリックで拡大)のような埼自販加盟各社の者が集まり楽しい一日を過ごしたそうだ。

埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ

 しかし、この埼自販ゴルフコンペではイベントを盛り上げる一環といえども、ゴルフ賭博といった違法行為が行われていた疑いがある。
上記掲載画像(クリックで拡大)の「お楽しみ投票券」というのは、賭けゴルフなんかの時に、誰が1番になるかを賭けの対象とする為に、最初に参加者に配って予想してもらい、ゴルフが終って、打ち上げの飲み会なんかをする時に、その予想を発表して、賞金を支払ったりして盛り上がる為のものだそう。

 ゴルフは実力が勝負を左右するもので、偶然によって勝負が決まるものではないそうだ。よって、ゴルフ賭博自体が「偶然性の要素が含まれる勝負の結果」によって賭けあう賭博罪に該当しないのではないか、という考え方もある。
これによれば、埼自販の会員達の、本気だか接待だか知らないが、一応の実力で結果が決る勝負、というか結果は知れたもの(偉い人とかが勝つ出来レース?)を予想し、賭けあう「お楽しみ投票券」は、賭博罪にはならないだろう。

 賭博罪についての判例・通説は「公序良俗の保護」にあるとされ、「健全な経済活動及び勤労と、副次的犯罪の防止である」としている。
 ただ、刑法の条文には「賭博」とは何かの定義規定がない。刑法は「一時の娯楽に供する物」を賭けたにとどまる時は賭博罪を構成しないとしている。

 判例・通説は、関係者が一時娯楽のために飲み物やお菓子などの費用を負担させるために参加費などを支出させた場合は賭博罪とならないとしている。

 ここにおいても埼自販会員らが親睦を図る為にゴルフコンペ「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」を催し、その後の打ち上げなどの経費を出しやすくする為に、前もって、「お楽しみ投票券」で資金集めをして、そして買った1位の人や2位の人がその賞金を気前よく、みんなのためにポンと提供していれば、それは賭博罪にならないだろう。
しかし、金銭そのものを賭けるのは、一時の娯楽に供するものとは言えず賭博となるそうだ。1位の人達が賞金をどう使ったかは今のところ知らない。

 前述したとおり、日本では「賭けゴルフ」は違法と解されている。しかし、ゴルフは実力が勝負を左右し、偶然によって勝負が決まるものではないことから「偶然性の要素が含まれる勝負の結果によって行う」のを対象とする賭博罪には該当しないのではないか、という考え方もありうる。
そうであれば広報担当者は自信を持って、「いえそれは慣習として打ち上げを盛り上げる為の余興でありゴルフ賭博ではありません」という風なことを言うべきなのであるが埼自販会員らの会社広報にはそのような伝達がいっていないらしい。

 次回は各自動車メーカーなどの対応について、Aさんからの情報を掲載する。


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博(3)


 埼玉県の自動車販売業者からなる『埼玉県自動車販売店協会(〒331-0077 埼玉県さいたま市西区大字中釘2255番地 略称、「埼自販」)』は、昭和34年に設立された。
 埼自販は自動車ディーラーの全国組織である社団法人日本自動車販売協会連合会(略称 自販連)の埼玉県支部であり、埼玉県内の自動車販売業の健全な発展に資すると共に会員相互の親睦を図ることを目的とている。
 埼自販は、会員らの親睦のために「ゴルフコンペ」なども催しているのだが、このゴルフコンペではイベントを盛り上げる一環といえども、ゴルフ賭博といった違法行為が行われている疑いがある。


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ


 この画像(クリックで拡大)は「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」において参加者達に配られた「お楽しみ投票券」である。


(敬天記者)
 この「お楽しみ投票券」というやつですが、1位と2位を当ててくれ、と書いてあります。
 私はゴルフ自体やったことがないもので、ゴルフで賭けをやるニュアンスからして分らないんです。
 想像ですと、勝利者の順位を予想して、正解に近ければ近いほど高い賞金が貰える・・・・程度のこと位しか頭に浮かびません。
 これ、実際にはどのようにして使われたと思われますか?


 また、Aさんが各社に問い合わせを行った時のことについてですが、この「お楽しみ投票券」については各社は具体的にどのようなことを言っていましたか?恐らく言い訳になるでしょうが、これらはどのような書類だと?覚えている限りで結構なんですが?


(Aさん)
 これは、競馬などで言われる「枠連」というやつですね。競馬、競輪などでは一般的な方法ですね。


 普通、ゴルフで賭けというと「握り」といわれる方法が一般的です。色々やり方はありますが、一緒にラウンドする仲間内でスコアの悪い人が損をするのが一般的です。
「握り」はあくまで仲間内を対象にしています。仲間内なら私も目くじらを立てません。


 しかし、埼自販は「握り」ではなく、「枠連」、つまり公営ギャンブルの方法で賭け事をしていることが問題です。この馬券方式では多くの企業が罰せられたり、社内処分を受けている人がいます。近年では、大手電機メーカー、大手鉄道会社、地方銀行などでしょうか。


 投票券には「1口500P」と書かれています。
いい大人が参加するのですから、「1口500円」と考えるのが一般的でしょう。しかも、最低でも4口は購入するように書かれています。
仮に36人全ての人が投票券を購入していたら72,000円が集まっていたことになります。「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」の中で、何人が賭博行為に参加していたかは分かりませんが・・・。


 この一件に関して36人なり36社に問い合わせるには時間がありませんし、参加者に問い合わせても、うやむやにされるだけだと思い、社団法人日本自動車販売協会連合会本部(東京都港区 略称、『自販連』)に内容を問い合わせましたが、3ヶ月以上たった今も回答は得られていません。


 埼自販および自販連は、「クレームについては直ちに折り返し連絡する」という、当たり前ができない協会のようです。


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博(2)

 埼玉県の自動車販売業者からなる『埼玉県自動車販売店協会(〒331-0077 埼玉県さいたま市西区大字中釘2255番地)』。

 この埼玉県自動車販売店協会(埼自販)は、昭和34年に設立された自動車ディーラーの全国組織である社団法人日本自動車販売協会連合会(略称 自販連)の埼玉県支部であり、埼玉県内の自動車販売業の健全な発展に資すると共に会員相互の親睦を図ることを目的とし、会員らの親睦のために「ゴルフコンペ」などを催している。このゴルフコンペで実際にはゴルフ賭博が行われているそうである。

 この画像(クリックで拡大)は「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」における参加者の出走票である。

埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ

(敬天記者)
 この書類はいわゆる出走表というものですね。トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、他にも自動車販売周辺業者が名前を連ねていますね。このゴルフ賭博、時は大関琴光喜関らをめぐる野球賭博問題で、暴力団も絡んだ恐喝事件にまで発展し、角界が揺れていた頃ですよね。

 Aさんが懸念されているように、この『埼自販60周年記念ゴルフ賭博会』の参加者連中にはコンプライアンスの遵守意識というものが欠落しているように思えます。
 もう2年前になりますが17人が死傷した東京・秋葉原無差別殺傷事件が起きて以降、自動車業界は派遣切りなどの問題で未だ改善されない労働者問題などに配慮して、正社員はおろか、幹部社員らも派手な生活は自粛するよう務めていたように見えたんですがね。けっこう、豪華に遊んでいるのですね。

 これら問題に関して、埼玉県自動車販売店協会本部や自動車会社自身は、どのような問題意識を持っているのでしょう?

 

(Aさん)
 秋葉原の事件も加害者は自動車製造に従事していましたし、その後、広島でも同様の事件が発生しましたね。
 自動車産業は日本の基幹産業であり、裾野が広い分だけ影の部分も多いことを実感します。だから、企業のトップの方々には時代感覚を常に鋭く持っていて欲しいですね。

 さて、書類を拾い上げた後、自動車産業について興味が沸き、いろいろ調べました。同じメーカーの看板を掲げていてもフランチャイズタイプの経営と、メーカーがほぼ直営するタイプの二つに分かれるようです。
 因みに、前段のコンペ表の中にある整備工場の様な名前の会社も、しっかりメーカーの看板を背負っている責任ある自動車ディーラーです。

 埼自販本部や自動車会社自身の問題意識の本音は分りません。しかし、下調べをした上で下記のメールを協会本部とメーカーのお客様窓口に概ね以下のような質問をしました。これに対する、回答結果が、すべて物語っているのじゃないかと思いました。

(質問文書)

拝啓、御社の正規販売会社の件です。

 先日の6月4日、埼玉県熊谷市内の○○○○で埼玉県自動車販売店協会という所が主催と思われるゴルフコンペの組合せ表、実施要領、お楽しみ投票券、出走表などが捨てられているのを拾いました。

 御社販売会社の社長様の名前も載っております。
○○自動車 ○○社長様
○○自動車販売 ○○社長様

「お楽しみ投票券」には、スコアの1位と2位を当てろと書いてあり明らかにゴルフ賭博の疑いがあります。

 減税や助成金の効果で自動車業界は復帰傾向にあると耳にしますが、国策によって利益を得ている状態にも関わらず、この様な事態が許されますか?
 ゴルフに多少の賭けは付物と私も思いますが、用意周到過ぎで「遊び」の域を超えています。メーカーとして、この様な自体を把握していますか?以上の事柄は事実ですか?
 事実であれば、公表し謝罪の必要はありませんか?
 胴元は誰でしょうか?以上、調査等を強く望みます。また、誠実な対応をされない場合は、関係各官庁やマスコミへの報告も辞さないつもりです。以上、一週間以内にメールでのご回答お願いします。

 その後、協会本部とメーカーからそれぞれ返答はありましたが、口裏を合わせた様な感じで、やっぱり、どこかで繋がっているのだと感じました。一昔前言われた「護送船団方式」とでもいうのでしょうかね?


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博(1)


 埼玉県自動車販売店協会(〒331-0077 埼玉県さいたま市西区大字中釘2255番地)とは、自動車の健全な普及と流通・環境面等の諸問題の改善、整備を図る目的を達成するため、昭和34年に設立された自動車ディーラーの全国組織である社団法人日本自動車販売協会連合会(略称 自販連)の埼玉県支部であり、埼玉県内の自動車の普及を促進し、販売業の健全な発展に資すると共に会員相互の親睦を図ることを目的としている。

 この埼玉県自動車販売店協会(以下、埼自販とする)では会員らの親睦のために様々なイベントを催しているようなのであるが、「ゴルフコンペ」もその一環である。
 このゴルフコンペでゴルフ賭博が行われているそうである。


 本年の6月4日、「埼自販創立60周年記念社長会親睦ゴルフ会」において、掲載画像(クリックで拡大)のような埼自販加盟各社の者が集まり、ここでゴルフ賭博が行われた。


埼玉県自動車販売店協会ゴルフ賭博、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ
埼自販60周年記念ゴルフ賭博会(資料1)


(敬天記者)
 埼玉の自動車販売会社がキレイに並んだ出席票ですね。税理士(山城信義)やら、行政書士(染谷憲之)…これは車の名義変更・住所変更・廃車の車検代行の法律屋としてか、そういう士業の団体の幹部も参加しているんですね。

 周辺産業が全て参加してる。弁護士さんが一人もいないというのは流石に「ゴルフ賭博」に積極的に係わりたくなかったからなのかな。

 ところでこの『埼自販60周年記念ゴルフ賭博会』の資料類なのですが、これは、Aさん、どうして持っているんですか?
 また、これらの資料に寄れば、出走票や投票券の出走表や投票券など、事前に用意していることが伺えますが、これらについてどう思われますか?


(Aさん)
 これらはゴミとして捨てられていた物を拾い上げた物なんです。これを拾ったときは正直、唖然としました。
 時期は相撲界の野球賭博問題が白熱していましたし、国策でクルマの購入補助事業が行なわれていました。

 また、一昨年から昨年にかけて自動車製造の派遣労働者の雇い止めが問題になっていました。
 余談ですけど、私もゴルフは親しい友人とやります。やっぱり多少の賭けはあったほうが盛り上がるのは理解できます。
 でもね、せいぜい昼食のおごり程度です。

 企業団体として一昔前はこういうことが盛んでしたよ。どこの会社もね。
 しかし、コンプライアスが叫ばれ、こういう行為は許されなくなった。やっぱり、時代や世間の動きを考えて欲しいと思いますね。


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