スーパーの西友、中国吉林省米を大々セールス

「中国網日本語版」というしょうもないサイトがある。チャイナネットともいわれるこのサイトは、中華人民共和国国務院下の中国外文局が管理・運営するそうだが、怪しいもんだ。本当ならば、国を挙げてデタラメを垂れ流している。

チャイナネットの嘘―日本の消費者は輸入の中国米に対し、比較的積極的

 チャイナネットの2012年3月14日の記事抜粋(下らない記事なので、余計なことは「中略」ではしょります)。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

 日本の消費者は輸入の中国米に対し、比較的積極的

(中略)

「輸入食品は検疫を受けているため、日本の国産米に比べて安心だ。子どもにはなるべく輸入ものの食品を食べさせたい

〜(中略)〜

「上海の寿司店で食べた際、お米がとてもおいしかった。日本から輸入した米だと思い、店員に直接聞いてみたところ、吉林米だと知った。安全が保障されるのなら、中国産の米を食べることになんら問題を感じない」
との声もあった。

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と大嘘を日本の世論のように記載している。こんなもんが、中国人だけならまだしも他国の人がちら見して、「ああ、中国米ってそんなもんか?」「日本米は中国米より危険なのか・・・」と思われたら、大問題である。

 外務省は中国から接待ばかり受けてないで、こういうしょうもないセコイ世論操作かぶれをキチンと抗議すべきだ。


中国の米は冷えた状態(=寿司、おにぎりなど)ではクソ不味い

 海外旅行で、いろんな国に遊びに行っているので上記「上海の寿司店で食べた際、お米がとてもおいしかった」という記述のウソには思わず笑ってしまう。

 タイ米、インド米、バリ島のライスなどは、その独特の料理・香辛料によって、パサパサ感を感じなくさせているが、おにぎり的な食べ方では食べられない。

 同じように、中国料理はいい店で食えば超美味しいし、「中華料理の方法にならえば中国米はおいしく食べられる(温かいうちは)」のは間違いない。

 しかし、中国米(もち米は別として)は日本米のように、おにぎりやお寿司のような冷えた状態にして食べたら、明らかに、パサついているというより、「しょんぼり」した味でクソ不味い。まさに、「冷飯を食わされる」というのがピッタリ合うほど、中国米の劣等度合いは、冷えた時に証明される(食えば食うほどひもじい思いがし、旅行気分が台無しになる…冷えたもんはね)。

 ほんとに、しょぼしょぼした食感?クソ不味いのである。


中国吉林省産の「吉林米」

 原因は、元もとの米の質の違いもあるが、日本の米ほど「研究開発」も、育苗・播種〜収穫までの米の生産工程の中での「安全管理」もされていない、というか、そんなこと考えもせずに作っているからだろう。

 上記の上海のお寿司屋に入った日本人(という設定のうそ臭いエピソード)が、なぜ、この3月14日の記事に出るのか?

 そして、なぜ中国吉林省産の「吉林米」なのか?


スーパー西友が、3月10日から中国吉林省米を大々的に販売

 スーパー西友が、今月10日から首都圏と静岡県内の西友で、中国吉林省産の「中国吉林米」を販売スタートさせた。

 西友のプレスリリースでは、「中国吉林米は『5kgで1,299円』という圧倒的な安さです」みたいなことを売りにしていて、かつ、「輸入の団塊で残留農薬検査ほか580項目の規制をクリアした安全性が担保されたものです」みたいなことを宣言している。

 ミニマムアクセスの問題で、中国とかいろんな国から「義務的に最低限の輸入」をしなければならないが、その多くは、「お米」であっても、人間さまの食料にはならずに家畜用の飼料として消費されていた。

 西友が売出す中国吉林米は「日本と同種のジャポニカ米です」というが、家畜の餌だってそんなもんだろう。

 そんなものとどう違うのかの説明がないまま、「3.11以降の日本の米価格の高騰により、困っている消費者を助けます」みたいなキレイごとを言って売るのはどんなもんかと思うが、まず、消費者は西友幹部が思うほど馬鹿じゃない。


吉林米をお惣菜に使わないでね

 この3月10日からの中国吉林米販売スタートキャンペーンは、その前から多くのメディアで「ニュース」としてプロモートされた。しかしパッケージ商品としての「中国吉林米5kg、1,299円」は売れないだろう。消費者に選択の余地があるから。

 イヤなのは、こういうスーパーなどにはお惣菜売り場があるが、そういうところで売られるお惣菜弁当のお米などに、普通にこの中国吉林米が使われ、消費者もなんとなく食べて行き、中国米と知らないままでも、その説明義務はないに等しいということだ。

 西友も大震災後の混乱期に乗じて、被災地の窮状につけ込んだような荒っぽいセールスプロモーションで大きく利幅を取ろうとするのなら、それ相応の説明責任を果たすか、いずれ内情が告発暴露されて、消費者にそっぽを向かれるか、今のうちに考えておいた方がいい。

 因みに、「ブレンド米」の法規制を脱法して、セシウム米をただ同然で買い叩き、他県産のあきたこまちやコシヒカリと合法的に混合して売り歩いているブローカーの話はまた今度お話いたします。


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  • 2018.06.16 Saturday
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コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2014/04/14 9:30 AM
意外に、中国産コメが美味しかった。
うちの岐阜産との差は殆どなかった。
とりあえず、救荒食品としてもいい。中国産米は日本産コメに一番食感が近いから。
  • あおいし
  • 2012/10/01 2:03 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2012/03/22 8:56 PM
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