地方議会の為体

 地方議会の体たらく


国政は、憲法と国防を巡り、集団的自衛権行使の是非で揺れている。

また、北朝鮮による拉致問題で「これを逃せば(救出の機会は)最後になる。再調査が実効性のあるものにしてほしい」と横田めぐみさんの父、滋さん(81)が高齢であることから切実な訴えをし、日朝交渉が緊迫している。


このような重大な時期に、あまりにも地方議会の体たらくが目に余る。

東京都議会で塩村文夏議員が質問中に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとセクハラ的な内容の野次を浴び、発言を名乗り出た鈴木章浩議員が塩村議員へ謝罪した。

都議会は鈴木議員以外からも同様の野次が上がっていた為に出された、鈴木議員以外の発言者を特定する決議案を否決し幕引きを図った。

しかし、今度は塩村議員の略歴に対する批判が強まっている。

週刊誌等が、塩村議員が元グラドルで、元交際者から多額の慰謝料を取ったことをバラエティー番組で公言していた等と面白おかしく報じているからだ。





しかし過去の経歴はともかく、議場でのセクハラ野次問題を塩村議員が個人
への謝罪を求め、発言者も一部が塩村議員へ謝罪して、後は誰だか解らないと議会が済ませているのは問題だ。



被害者は塩村議員であり女性軽視だとメディアは騒ぐが、本当の被害者は都民であり議会が機能不全に成っていることが本当の問題点だ。犯人を特定し個人に対して謝罪を求めるなら外でやればよい。議会で謝罪すべき相手は都民である。


都議会がやるべきことは、鈴木議員以外の発言者を特定する決議やセクハラ野次を無くす決議などではなく、女性軽視やセクハラを社会全体の問題として捉え議論する立場である。


野次はいけないが、その後の都議会は都民を蔑ろにした個々の喧嘩の様相だ。まるで、小学校低学年の学習発表会の騒動レベルだ。

都民軽視、議会軽視と言わざるを得ない。


また、政務活動費の不正使用疑惑が浮上した野々村竜太郎兵庫県議(47)が、泣きわめき取り乱す前代未聞の大荒れ会見を開き話題となっている。

野々村県議は2013年度の政務活動費として約300万円を使っていた。

収支報告書によれば、東京に11回、福岡市に16回出張し、兵庫県内も168回行き来していた。一年で計195回分の切符代を活動費で支払っていた。
 
このうち日帰りで豊岡市の城崎温泉駅に100回以上も行っていたという。

本人は出張の経路や金額の根拠について「無頓着で覚えていない」と話している。

それなのに、泣きじゃくって命がけで議員になったみたいなことを会見で訴えていた。



こんな奴に議員の資質も資格もないのは明白だが、これほど尋常ではない支出を許した議会事務局にも問題があり兵庫県議会全体の責任でもある。

嘘をついて野々村県議が300万円を私的に流用していたのなら、議会は詐欺で告発しなければ血税を収めている県民に申し訳が立たない問題だろう。



塩村都議の問題、野々村県議の問題も然り、身近な生活者の付託を忘れた議員と議会の体たらくが目に余る。


働けど働けど、稼いだ金は平和ボケして暇を持て余している議員に浪費されている。


国であろうが地方であろうが、携わる議員に一人たりとも、そんな暇は無い筈ではないか。



我々有権者も、野々村県議の泣きっ面を見て笑ってはいられまい。






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