川上村の藤原村長と仲間たち

川上村の藤原村長と仲間たち

血統書の偽装疑惑


五年前に起きた、村民の誇りともいえる県天然記念物「川上犬」の血統書偽装疑惑の問題も、善良な村民の声も空しく理不尽に処理された一つである。

天然記念物である川上犬は近年、動物愛護法で交配・血統書発行・分譲が厳しく管理・規制がされているのだが、過去に藤原村長が飼っていた川上犬「初風」が十五年間で三十一回も出産しているという血統書の不自然な登録が信濃毎日新聞('10.3.20)の報道により発覚した。



犬の発情期は年に一〜二回であるというのに年四回も出産した年もあったという理不尽な血統書が作成され、藤原村長の飼犬「初風」の子である川上犬として世に送り出されていたのだというものだ。値打を上げるため悪質業者が行う産地の偽装表示事件を思わせる卑劣な行為だ。

藤原村長は「血統書はいわば、子犬のもらい手の満足感を満たすもの。川上犬には違いないので勘弁してもらうしかない」などと血統書を軽んじた釈明をしていたが、天然記念物である川上犬の血統を根底から揺るがす行為だ。誰かが利益を被る為に行ったのは明らかだ。血統書の申請者を調べれば誰が何のために行ったのか追求することは可能だ。これら業務を一任していたのが川上犬の純系保存を目的に設立された藤原村長を会長とする「信州川上犬保存会」である。

しかし、藤原村長は問題が発覚すると県教育委員会の指導に反し、まともに総会を経ずして保存会の業務を一方的に森林組合に移行し、「事務的なミスだった」と収めてしまった。そして自らは会長を降り改めて保存会をスタートするが、傀儡である由井清幸氏を会長に就けている。由井清幸氏は旧保存会で事務局長を務め血統書の作成に深くかかわっていた人物だ。




一方、純粋に川上犬を愛し、営利目的ではなく本当に犬の純系保存を志し、これまでの保存会のやりかたに異論を唱える者たちは排除してしまったそうである。不正を誤魔化し問題に終止符を打つためだ。川上村にはブッラックボックスが存在しいつも真相は藪の中だ。

だが、問題は終わらない。当紙の下には村長の「初風」が平成二年に産まれ平成十六年に死亡するまでの十五年間で三十一回出産したと報じた信濃毎日新聞の指摘を大きく上回る五十回以上も出産していることを記した資料が寄せられている。

その資料によると、血統書番号2074の犬は出産日が初風の誕生日より前である。血統書番号2186は血統書番号がダブって発行されているというお粗末さだ。これでは川上村の闇を感じ得ずにはいられまい。

つづく。

 

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  • 2018.09.13 Thursday
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  • 09:36
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