給食費未払いは得か?

給食費未払いは得か?

埼玉県北本市の市立中学校が、4月から6月まで給食費を納めなかった43人の保護者に対し、7月から給食の提供を止める方針を通知したところ、41人が納付の意思を示したという。

市の調査によると、この43人の家庭は、生活保護受給などを理由に給食費の負担を免除されている家庭ではなく、支払い能力のある家庭であるという。

最近の親の中には、「義務教育なのだから、学費だけでなく給食費も税金で賄え、無料にしろ」と義務教育を受ける権利を主張する親もいるそうだけど、義務教育というのは親が子供に教育を受けさせる義務があるのであって、教育を受ける権利を有しているのは子供ではないのか?

だから、親として子供を育てる義務感と愛情があるならば、学校に必要な物を皆と同じに買い揃えてやれなかったり、給食費を払えなかったら恥ずかしいことではないのか?

それを、自家用車を乗り回し、スマートホンを所持する親が、義務教育は国の義務だから国が払えばいいとか、払わなくたって無理な取り立てをされるわけではないから、払わないほうが得だと勘違いをして仲間を増やしていたならば、飛んだバカ親だと言わざるを得ない。

家庭の事情があって本当に生活が困窮している人もいよう。そういう家庭の子供には、学校生活に必要なものを全て税金で賄い、救ってあげたい気持ちはある。

しかし、今回の北本市で問題になっている給食費の未納者たちは、生活困窮者ではないと聞く。

中学校側は、給食費を払わない親に対し、子供にお弁当を持たせることを求めていたそうだ。けれど市の教育委員から、弁当を持参した子供が好奇の目で見られ、成育に影響が出るとの注意を受けたそうだ。そこまで学校だけが教育の義務と責任を負って配慮しなければならないのか?親が支払いに応じてくれないから、学校は止むを得ず手段を講じているのではないか。

親も学校も社会も、子供を育てる義務は三位一体である。

学校給食はほとんど給食費で成り立っていることから、次の食材購入に影響を及ぼしかねない状況になっていたというから、学校側の請求は妥当である。

昭和のお母さんは、母子家庭であっても、役所から母子寮に入ることや生活保護の受給を勧められても、自分が恥をかくことはあっても「子供に恥をかかせるわけにはいかぬ」といって拒み、頑張っていた。受給要件を満たしているにもかかわらず。

不正受給や未払いが、恥じらうことなく損得勘定に入れられるようになったのは、いったい何時からだろう。

不当に給食費を踏み倒して、得したと思っている親は、給食を拒否するべきである。その代り愛情のこもった手作り弁当を毎日作り、自分の子供に持たせるべきだ。そして自分の子供が被害者であることに早く気が付くがよい。


現代はハンバーガーにコーラ、パスタに菓子パンといった偏った食事になりがちである。学校給食は栄養士が子供の健康と成長を考慮した献立であるから、給食費を支払い給食を食べさせることに損はないだろう。まあ、献立に手抜きや問題があるなら話は別だが。

最近は、ゆとり教育の見直しで授業時間を増やす為に、給食の時間が大幅に削られ15分しかない学校もあるそうだ。まともに噛んでる暇もない。文科省は「食育」も、しっかりチェックしたほうがよいだろう。



 

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  • 2017.11.18 Saturday
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