仮装国家ハロウィンジャパン

仮装国家ハロウィンジャパン

昨日30日、朝から報道番組で、今夜はハロウィンカウントダウンですといっていた。

31日がハロウィンだから、前夜から待ち構えて楽しく過ごそうということらしい。

あげくの果て、日本の文化に成りつつあると言う者まで現れた。

商業施設はハロウィン商戦に活気づき、テレビをつければハロウィンの歌や話題で騒がしい。

渋谷や六本木には仮装した若者が集結することから、数百人態勢で機動隊が警備にあたる事態となった。

ハロウィンは、もともとヨーロッパにいた古代ケルト人による秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りが起源で、その由縁によりカトリック系にとっては、聖人を記念する祝日11月1日の前日に秋の収穫を祈って霊を招かないようにする儀式であったそうである。

欧米では、この祭りが転じて、子供たちが「Trick or Treat 」 という言葉(ごちそうをくれないと、いたずらしちゃうぞ)というニュアンスに聞こえる言葉を唱えながら家々を訪ね、菓子を集めて回る習慣があり、悪霊などに仮装することが流行している。

要は日本にとって何の関係もないお祭りだ。

ところが他国の伝統文化など深く掘り下げることも無く、楽しい部分だけを取り立てて、騒ぎ立て自国の文化にしていまうのが日本人だ。

そんな風にクリスマスもバレンタインデーも独自のスタイルで定着してきた。

日本は近年、アニメの国として外国に知れ渡るほどと成り、同時にアニメのキャラクターにコスプレ(仮装)する大きなイベントが開催されるようになった。秋葉原だけの趣向が全国に浸透し、夜の街では女子高生やメイドに仮装したチラシ配りも珍しくない。

そんな日本のコスプレブームと欧米のハロウィンの仮装が融合したということか。

本来の意味など深く掘り下げず、楽しければそれでいい。そんな日本人の姿は、「国」の姿にも重ねて見える。

日本の伝統文化が、欧米の伝統文化に侵食されつつある。

民主主義の名の下に和の精神(道徳)を蝕む利益至上主義・拝金主義は、偽装、偽称、虚偽、改竄、詐欺といった仮の姿を装う事件を連日のように引き起こしている。

秋の収穫に感謝をささげる新嘗祭は知らないが、欧米の収穫祭ハロウインを祝う若者たち。

昔は庭先でナスやキュウリやジャガイモをつくる爺さん婆さんが近所の何処にでもいた。そんな自給自足の英知を持つ者も、このままいけば皆無となり、物も食べ物も欧米に頼らざるを得なくなるだろう。

自分の国を自分で守らず、米国(米軍)に守られている現実に目を背け、平和を装う日本。

現実逃避ばかりしていては、日本の国力は衰退の一途をたどるばかりだ。

気が付けば本当に米国の属国になってしまいそうだ。

身も心も仮装国家ハロウィンジャパンに成ってはならない。

 

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