KKCの山本一郎と競球の山本意致朗

KKCの山本一郎と競球の山本意致朗

先日、新橋駅前で街頭演説をしていると、演説内容に共鳴をしたという一人の女性から声を掛けられた。

行く末に不安が募るばかりだが次世代の為にも、今を生きる大人の私たちが何とかしなければならない等と世間話をしているうちに意気投合した女性は、「私はこれで救われた」と言って、幸せになれるとっておきのビジネスを教えてくれた。

(以下、各画像をクリックして下さい)




この会社にお金を預ければ預けるほど、元金は保証され毎月多額の報酬が得られるという夢のような話であった。既に一回目の報酬を手に入れたという。

真っ黒い街宣車を前に、しかも専門紙を自負している当社に対して、真剣に資料を見せて説明するのだから、女性は本気である。

その素晴らしい会社の社長の名刺を拝見させていただくと、あの人だった!




KKCの山本一郎である。敢えて説明するまでもないが、KKC(経済革命倶楽部)の山本一郎は、平成7年に僅か一年足らずの期間で全国1万2000人の会員から350億円を集めた詐欺師として名を馳せた御仁である。

1000億円を集めた波和二が「円天」を餌にしたように、350億円を集めた山本一郎は「平成小判」を餌にした。

10年間を塀の中で過ごし、娑婆に出た山本一郎は、週刊誌などに登場しKKCは革命的な事業であったにもかかわらず、国家権力の横暴による不当逮捕であったと持論を展開していた。

その山本一郎が、名を山本意致朗に改め、蟠サ紊覆覯饉劼鮴瀘し新たに金を集めているようだ。一部のメディアが取り挙げていたので金を集めているというのは何となく知っていた。






今度の構想は、競馬でいう馬主ならぬ「球主」を集め出資させ、巨大な競技場にいくつもの球を転がして順位を競うギャンブル事業だ。馬のように維持費はかからず出走する球に会社などのPRも入れられるから投資する企業が殺到し、レース事業でみんなが潤うというものだ。

特許庁に申請した素晴らしい事業だというが、ものは言いようだね〜、単なる名前の商標登録じゃない。




この構想を実現するため?なのか、現在は主に女性を集めて、競球事業をPRする本だの浄水器の販売権利だのを謳って金を集めているようだ。




↑456万円預けたら毎月100万円もらえて、最終的には900万円も貰えるの?しかも、たったの9か月で!?

 
↑資金が無い人も安心コース




↑仲間を増やせばボーナスも貰える!


↑これは、もう国家予算を投じて財務省も申し込むしかないな麻生さん!

それにしても、KKCの時は巨額詐欺事件だと大騒ぎとなり、週刊誌も大批判を浴びせていた。

ところが今回は、詐欺追及、悪党批判の記事を書いている雑誌などが、「とんでもない実業家が現れた」と山本の考えを素晴らしいと称賛し、ネットでは批判をしていたメディアの動画がいつの間にやら消えてしまった。いったいどうなっているのかな?

当方も幸せになりたいので、どれだけ山本の考えが素晴らしいのか、山本と競球事業をPRした本を読んでみた。単純な内容だったけど頭が悪くてやっぱり理解できないよ〜。

直接取材を申し入れて教えてもらおうかな?と思ったけれど、きっと検事総長でも理解できないと思うから、電車賃もったいないので止めといた。




この本で、唯一興味深い記述は、49ページのKKCが「なぜ、強制捜査を受けることになったか」という項である。

山本は、世間に詐欺師呼ばわりされて、逮捕されることになった発端を、以下のように語っている。

『何故に出資法違反という形で強制捜査を敢行される状況に陥ったのかというと、急激に発展した事業には付き物の、恐喝まがいのゆすり・たかりの族が増えてくるのである。その一端が、怪しき新聞の勧誘から始まった。

ある新聞が、KKC広報担当のところへ、500万円で買ってくれという申し入れを持ってきた。その申し出をKKCは即座に断った。この申し出を断ったことにより、「私らを敵に回すと高くつく」と脅しのような捨て台詞を吐いて、その場を立ち去ったらしい。

その事件の後、何故かKKCに対して執拗な街宣活動が始まった。その街宣の内容はKKCを陥れる内容で「高齢者を食い物にしている」などだったが、逆に宣伝になり高齢者が競って入会するような状況だった。

その街宣も何の効果もないので放置しておけばよいのだが、KKCの入っていたビルの社長が「このビルは誰の物か知っているのか」などと追い返していた。そのうち、街宣行動もあまりにも頻繁に来るようになったので、牽制のため110番した。それで、赤坂署の警察のパトカーがその街宣車を追い返すようになった。

ところが追い返された者たちは、赤坂警察等へ「KKCの方をよく調べろ」と言うようになっていく。当然乍ら、赤坂警察から二人の取調官がKKCの方へ来た。』


長ったらしい言い分だが、要は街宣の内容が正しいと警察が判断し、裁判所も犯罪であると認めたから街宣した者ではなく、110番した山本自身が逮捕され、実刑判決を受けたのではないか。

「詐欺師は先ず己を騙すことから始める」とはよく言ったものだ。未だ己にかけた催眠術から覚めていないようだ。というか山本会長は本気だな。

やっぱり山本意致朗は山本一郎だ。変わってないな。

それにしても、金を集める能力はすごいな〜。あれだけ有名な事件を起こしたのに。

あれ?ところで新聞社と街宣車って、どこの誰のことを言っているのかな。

やっぱり山本会長を直接取材してみようか。









 

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  • 2017.11.18 Saturday
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  • 07:17
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