開運商法・大阪グループ摘発相次ぐ

開運商法・大阪グループ摘発相次ぐ

 

首謀者に懲役8年6ヶ月の判決

当紙が開運商法を糾弾し始めたのは五年前の事である。

どこの書店でも売っている多くの一般雑誌に、余りにも理不尽な広告が、堂々と掲載されている事に端を発してのことである。

疑念を抱いたきっかけは、丹波哲郎の弟子であるという霊能者「道月住職」だ(本名・金井つきか)。因みに丹波哲郎の親近者は「えっ?誰が弟子?ヘー知らなかった。死人に口無しですね。」と言っている。

 





















福富寺謄本


道月は天台宗系寺院の大僧正であることや、「福富寺」の住職を名乗り、護摩焚きの際に念を込めたという数珠を売っていた。

詳細は新聞とブログで散々書いてきたので省くが、このような開運商法の業者がいくつも存在していることが分かった。

そこで住所を調べてみたら、大阪に集中していることが分かり、大阪グループと総称して糾弾してきたわけだ。

霊能者や宗教家を騙り、祈祷料や除霊料といった名目で、言葉巧みに送金させる手口で荒稼ぎしていた。

当初、警察や消費者センターに被害相談をしても、「信じる信じないは本人の自由だから」などと言って、事件として取り扱うことに及び腰であった。

百万円以下の被害では、「騙された貴女も悪いよ。勉強代だと思いなさい」と言って、取り合ってくれない警察署もあった。

また、被害を訴えても、数か月の業務停止命令といった行政処分が下されるくらいである。

そんな処罰しか課せられないものだから、業者は名前を変えれば、いくらでも続けることが出来たから、開運商法は蔓延ってきたわけだ。

しかし、東日本大震災に託けて、被災者の不安を煽り、被災地である東北地方で開運商法の被害が続出し、被害者弁護団や当局の厳しい対策が講じられるようになった。

そして、これまで当紙に登場してきた数々の開運商法の業者が、次々に逮捕された。


その中の一業者の首謀者に懲役8年6ヶ月の判決が言い渡された。

これを期に、開運商法は暫く減ることだろう。しかし、忘れたころに再び現れるのが悪徳商法だ。そうやって消えては現れるという事を何年も繰り返してきた。

だから、この際、厳罰化すべきである。宗教法人を隠れ蓑にするような悪徳商法なら尚更だ。また、一役を担っている銀行口座や携帯電話の名義貸しや、法人設立時の名義貸しなど、事件に係った者たちも、厳しく取り締まって頂きたい。

逮捕される業者は、ほんの氷山の一角であり、所詮は末端の者たちである。

真の首謀者たちは、法の目を掻い潜り、手にした大金でIT企業を立ち上げ、企業人を気取っている。

そんな人物をこれまで何人も当紙は目にしてきたのだから。


当紙過去記事→霊鷲山世音院福富寺(三重県三重郡菰野町大字菰野8515-9)・阿闍梨大僧正・道月住職



以下、関連報道


「汚れた金を浄化しないといけない」開運商法詐欺事件で
新たに49歳会社社長らを逮捕 大阪府警
(産経WEST2016.1.19 19:46更新)

 

「現金を浄化して願いをかなえる」などと持ちかける開運商法事件で、大阪府警生活経済課は19日、詐欺容疑で、大阪府豊中市緑丘、広告会社社長、榮(さかえ)義則容疑者(49)ら男3人を逮捕した。榮容疑者ら2人は容疑を否認、1人は認めている。

逮捕容疑は、昨年3月〜5月、奈良県内の60代の女性に「あなたは良い器を持っているが穴が開いている。汚れた金を浄化しないといけない」などと嘘を言い、現金1800万円をだまし取ったとしている。同様の手口で全国の約800人から約7億5千万円を集めたとみられる。

府警によると、
義則容疑者は別の開運商法事件で府警に摘発された榮誠実まさみ)被告(46)=組織犯罪処罰法違反罪で起訴=ので、誠実被告のグループに手口を指南していた河本大介被告(35)=同=とも面識があったといい、関連を調べている。
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【大阪】開運商法詐欺 実質トップに懲役8年6ヵ月
(ABC NEWS 関西ニュース
08月23日 18:55)


【大阪】開運商法詐欺 実質トップに懲役8年6ヵ月

「お金を浄化すれば、幸せになる」などと、高齢者らから多額の現金をだまし取っていたグループの実質的なトップだった男に判決です。

ブレスレットなどを「開運グッズ」と称し、販売していた会社で「会長」と呼ばれ、
詐欺グループの統括責任者とされる栄誠実被告(47)は、グループのメンバーらに僧侶を装わせ、「お金を浄化すれば、宝くじで7000万円当たる」などと、高齢者ら5人から合わせて1億4700万円あまりをだまし取りました。弁護側は、「現場では別のメンバーが指揮していて、違法性は強く認識することができなかった」などと主張していましたが、大阪地裁は栄被告を、「組織で最も重要な役割だった」と認定。「不安や恐怖心をあおり、人の心の弱みにつけ込んだ悪質な犯行」と非難する一方、示談や被害弁償も進んでいるとして、懲役12年の求刑に対し、8年6ヵ月の判決を言い渡しました。

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「現金を浄化します」開運商法詐欺事件で宗教法人を書類送検…被害は2億円 大阪府警
(08月24日 18:04産経新聞)


「現金を浄化して願いをかなえる」などと持ちかける開運商法詐欺事件で、大阪府警生活経済課は24日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で、
三重県菰野町の宗教法人「福富寺」と同寺の実質運営者の河本大介被告(36)=詐欺罪などで起訴=を書類送検し、一連の事件の捜査を終えたと発表した。

同課によると、
宗教法人を立件するのは珍しい。河本容疑者は「祈祷(きとう)代名目で(詐取金を)寺の口座に入れることで税金逃れを図っていた」と容疑を認めている。同課は一連の事件で18人を逮捕するなど計55人を摘発し、44件の犯行(被害総額約2億2300万円)を裏付けた。

送検容疑は、平成26年3月
同9月、開運商法でだまし取った現金534万円を福富寺の代表役員の女(58)=同法違反幇助(ほうじょ)容疑で書類送検=名義の口座に振り込んだとしている。


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  • 2017.04.25 Tuesday
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