天皇誕生日と世相

天皇誕生日(12月23日)と世相

昨夜の大荒れの天気が、まるで嘘のように晴天に恵まれ、十二月の末だというのに信じられないほど暖かい天皇陛下の誕生日(天長節)と成りました。皇居前には、上着を脱いでTシャツ姿に成っている人もいました。外国人の方やバスツアーの方も多く感じられました。

午前中だけで、平成に入って最も多い3万3000人が一般参賀に訪れたそうです。午後には3万8500人を超えたということです。

先日、風邪を患い発熱と咳があると伝えられていた天皇陛下ですが、御回復成されて安心しました。

 






それにしても、23日は「天皇誕生日」であるというのに、繁華街は23日が祝日なので24、25日と合わせて三連休になることから、クリスマスムードで満ち溢れている。メディアもクリスマスをどう過ごすかという話題ばかりが目に余る。

他国の文化や慣わしをマネするのもいいが、その文化の由来や伝統を理解し、敬意をもって嗜むべきである。なぜなら無知では済まない誤解を招くことになるからだ。

クリスマスの前はハロウィンで、仮装した若者が例年にも増して、各地で賑わいをみせていた。ハロウィンは古代ヨーロッパで秋の収穫を祝い、厄を払う宗教行事であったときく。それなのに、日本では著名な秋元康氏がプロデュースした人気アイドルグループが、イベントでナチスドイツを連想させる衣装を着ていたとして、ユダヤ人団体から抗議され謝罪する事態に至った。日本の大人は無知な若者に歴史や伝統を教育するべきであるとの非難を浴びた。ホロコーストの教育の是非はともかく、若者を操り金儲けをする大人の襟を正すには一理あるのではないか。

先日、ドイツのベルリンで毎年行われているクリスマス・マーケットに、トラックが突入し60人の死傷者を出すテロが起きた。クリスマス・マーケットは、ヨーロッパで中世から続く慣例行事で、ベルリンは世界的な名所であるという。テロ組織ISが犯行声明を出したとの報道も耳にした。フランスではクリスマスで人の賑わう場所の警備を強化しているという。たまたまクリスマス・マーケットで起きたテロではないだろう。クリスマスはイエス・キリストの降誕祭である。

そんなことも考えず、由来を教育されることも無く、幼いころから幼稚園や保育所で、「サンタクロースがプレゼントを持ってきてケーキが食べられる日」として慣らされてきた日本では、サンタのコスプレをした若者が、ハリウッド映画で俳優が中指を立てたり、親指を下に構えたポーズをしているのを観て、カッコいいという理由だけでマネしたりするかもしれない。時と場所を誤れば、射殺されるかも知れないだろう。

娯楽や楽しそうな他国の文化や祭りごとを何でも日本風にアレンジし、取り込んでしまうのが日本人だ。しかし、ストレスの多い社会であるから、現実逃避をするように娯楽に溺れ、自国の文化も忘れてしまうようでは、日本は最早一年中が忘年会の様相である。

今年のクリスマスは三連休だと言って浮かれている若者たちが、「あれ?今日って天皇陛下の誕生日?」という会話をしているのを電車の中で耳にした。25日のクリスマスの前夜24日がクリスマス・イブだから、「今日はイブのイブ」であるという始末である。

ゴールデンウイークやハッピーマンデー。週休二日に飽き足らず、今度は眠っているタンス預金を世に流すという金ありきの景気対策で「プレミアム・フライデー」が実施されるというが、オレオレ詐欺の若者が高齢者をターゲットにしている口実と同じである。

内外の政略によって日本の伝統文化が蝕まれていく。

三連休でクリスマスムードに浮かれて、天皇陛下の誕生日を忘れる若者がいるようでは、日本の未来は危ういのである。

自国の伝統と文化を学び、自国に誇りと敬意を持ててこそ、他国の伝統文化に敬意を表し、良き慣わしを嗜むことが出来るのではないか。

安倍首相も、柔道家で親日を気取りながら、三時間も意図的に待たすような要人を、ビジネスパートナーに選ぶ云々の前に、講道館に招き入れ、神聖な畳(敷居)を踏ませちゃいけないよ。日本の柔道は勝ち負けのポイントを競うゲームスポーツではない筈だ。そんな無礼者の柔道八段は、柔らの「道」を極める日本の子供たちの茶帯一級〜黒帯初段にも及ばぬ値打ちである。

今年の日本の世相を表す漢字は「金」だが、世界で今年を象徴する単語として選ばれたのは「ポスト・トゥルース」(オックスフォード英語辞典より)であるという。イギリスのEU離脱(国民投票)や米大統領選(トランプ現象)を例に挙げ、世論形成において、客観的事実が感情や個人的信念に訴えるものより影響力が無い、すなわちデマが真実に勝った一年であるということらしい。

しかし、日本にとっては今に始まった話ではないだろう。終戦直後から、日本の歴史と伝統文化は、客観的事実を、戦勝国の思惑によって、感情や個人的信念による訴えにより塗り替えられてきたのである。

真実が嘘によって塗り替えられぬよう、真実を見極め、正義を貫く強さを身につけなければならない。


日本の伝統と文化に誇りを持ち継承することが、国力の源である。

そして、日本の伝統と文化を守る礎は、先ずもって天皇陛下の弥栄に他ならないのである。

天皇陛下万歳。





 

スポンサーサイト

  • 2017.06.21 Wednesday
  • -
  • 20:27
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

トラックバックURL
トラックバック

selected entries

categories

archives

recent comment

links

search this site.

others

mobile

qrcode