日本の異常事態

日本の異常事態

米軍が核兵器以外の爆弾では史上最大といわれる大規模爆風爆弾GBU-43(通称MOAB)を、13日アフガニスタンのイスラム過激派組織IS施設に投下したという米国防総省の発表を、一部メディアが報じている。

トランプ政権は、北朝鮮に対する一連の圧力とは無関係の軍事行動であるとの見解を示しているようだ。

しかし、明日15日は北朝鮮にとって最大級の特別の日。金正恩朝鮮労働党委員長の祖父であり建国の父と崇められている故金日成の誕生記念日「太陽節」である。

この日の式典を前にして、北朝鮮が核実験の準備を整えたことを確認したと、米シンクタンクが表明している。

対して、トランプ米大統領は北朝鮮が核実験を行う兆候を確認した時は、先制攻撃を行う姿勢を示している。

そして15日には、原子力潜水艦カールビンソンを中心とした米艦隊が北朝鮮近海に到着するという。

このタイミングでの史上最大級の爆弾を使用したIS空爆を、北朝鮮は自国への見せしめであると捉えるに違いない。

先の電話による米中首脳会談で、平和的解決の兆しを中国から引き出したばかりだが、分単位で状況は一転する。

先週のシリアへの空爆から一週間、刻一刻と不測の事態が現実味を帯びてきた。

原油の輸入を九割中国に依存している北朝鮮が、中国にまで制裁を課せられれば、「窮鼠猫を噛む」ということも。

不測の事態と成れば、当然、米国の同盟国である日本は巻き込まれる。自衛隊も米軍の支援に動くだろう。

不測の事態が強まり、日本政府は米国に、拉致被害者の救出要請を行ったという話もある。

こんな時に、今日のNHKニュースを筆頭に、朝7時のニュースも9時のニュースも、どこのメディアも米軍によるアフガニスタンのIS施設空爆をトップニュースで報じていない。

私たちが先ず考えなければならないのは、平和ボケした日本人と、メディアの報道を中心に動く我が国のあり方なのかもしれない。

日本の国民は北朝鮮や韓国の動乱より浅田真央選手の今後。政治家も野党は対安倍政権と森友学園、与党は対小池百合子と豊洲の方が重要のようである。

世界は非常事態でも、日本は異常事態である。

米大統領も米艦隊も神ではない。日米同盟が強固なものであることさえアピールしていれば、日本だけは平和であると思っていたら大間違いである。

自分の国は自分で守るという当たり前のことをしている国々では、同盟とは軍事同盟に他ならない。敵国から見たら、敵の仲間は敵である。ある時は同盟を盾に圧力を高め、ある時は憲法9条を盾に、単なるお友達ですから後方支援をしただけですと言って紛争に巻き込まれることを避けようとしても、そんな御都合主義な言い分は、世界の非常識に他ならない。自分で守るにしても、他人に守ってもらうにしても、それに伴うリスクを負う覚悟をしっかり持たなければならない。

力の無い日本が同盟に依存している以上、不本意であっても今は御都合主義的な個人主義は捨て、公に目を向け仲間意識を高めることも大切ではないか。米軍の行動は他人事では済まされないのだ。

日本の若者たちよ、芋の不作で品薄になったというポテトチップスを買い占めている場合ではないだろう!

今日は熊本地震から丸一年。そして明日は北朝鮮の「太陽節」。今、リュックに備えるべきはポテチではなく、常備薬と水と非常食である。









 


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  • 2017.06.21 Wednesday
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