大嘗宮の伝統に基づく御造営を内閣・宮内庁そして国会議員に要請しませう〜大嘗宮(悠紀殿・主基殿)の屋根は千三百年の伝統を持つ茅葺きで〜

(緊急回覧・拡散希望)※頂いたメールを転載させていただきました

大嘗宮の伝統に基づく御造営を内閣・宮内庁そして国会議員に要請しませう

〜大嘗宮(悠紀殿・主基殿)の屋根は千三百年の伝統を持つ茅葺きで〜

宮中祭祀問題を考へる国民の会

 



一、趣旨
 

来る十一月十四・十五日、天皇陛下が即位後初めて新穀を皇祖天照大御神及び天神地祇にお供へになり、自らも召し上がられ、国家・国民の安寧と五穀豊穣を祈念される大嘗祭が執り行はれます。
 

大嘗祭は、古来日本人の生命を育んできた稲作と不離一体の祭祀である新嘗祭と同一の文化に根差し、しかも天皇が国民の協賛奉仕を得て一代に一回だけ行ふ国家・国民統合の姿を顕現する重要な儀式です。その国民の協賛奉仕の歴史的な形が、全国を代表して選ばれた悠紀国(ゆきのくに、今回は栃木県)・主基国(すきのくに、今回は京都府)からの新穀献上であり、両国の新穀を神々に奉る大嘗宮(その中心となる建物が、陛下が祭祀をなさる悠紀殿・主基殿)での祭祀です。
 

この大嘗宮の造営事業で現在、営々たる伝統の継承が断絶する恐れのある事態が進行してゐます。宮内庁は、材料調達の困難性や専門技術者の不足、工程や経費削減を理由に、大嘗宮の屋根はすべて「板葺き」とする方針を固守し、一部識者から「せめて神様をお迎へする悠紀殿・主基殿のみでも茅葺きにすべき」との要請の声が挙がるもこれを改めようとはしません。
 

大嘗宮は、天武天皇の立制以来屋根は「青草」(あをかや。茅)、柱は「黒木」(樹皮を剥がぬ丸太)との方針が千三百年以上に亘り厳守されてきました。この方針は戦国時代の長い大嘗祭中断の後にも復興・継承され、明治以降も大正・昭和そして平成とこの伝統の形は守られて参りました。
 

今回の造営事業に対する宮内庁の姿勢には、日本国及び国民統合の象徴である皇位の文化・文明的背景と一体の大嘗宮の伝統への配慮、真摯な課題解決への取組みが見られません。これは内閣総理大臣の管理の下で皇室に伝はる文化の継承を含む皇室関係の国家事務を所管する宮内庁の姿勢として言語道断です。
 

七月二十六日、皇居東御苑で大嘗宮の地鎮祭が行はれました。大嘗祭迄後三ヶ月余りの今こそ、国民が政府・宮内庁そして国民の代表である国会議員に事態改善を強く要請すべき時です。


 

 

二、皆様にお願ひしたいこと
 

 下記の方々に対し、「大嘗宮(悠紀殿・主基殿)が伝統の茅葺きで御造営できるよう善処してください」「千三百年年以上続く大嘗祭の伝統を宮内庁は破壊しないでください」等、封書・FAX・ホームページ書込み・電子メール等で8月15日頃迄に要請されますよう、お願ひ致します。下記の要請先リスト上のアドレスをクリックして要請されると便利です。

次項や文末のリンクを参考にお考へいただき、ご自分なりの言葉でお書きくださるとありがたいですが、簡単な文面、同一文面でも構ひません。


<要請先>

[政府]

内閣総理大臣 安倍晋三 様 

〒100-0014 千代田区永田町2-3-1 FAX 03-3581-3883

首相官邸ホームページ ご意見・ご感想フォーム(click!) 

 



宮内庁長官  山本信一郎 様
〒100-8111 千代田区千代田1-1 FAX 03-3201-6859
宮内庁ホームページ ご意見・ご感想フォーム(click!) 


 

 

[国会議員]

議員の方々には「国会内の有志議員で結束して首相に働きかけてください」と書き添へませう。

(大嘗宮の問題について既に質問・働きかけをして下さつたと伝へられる方)

 


衆議院議員 務台俊介 様  

〒100-8981 千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館403号室

FAX 03-3508-3334(東京) 0263-33-0519(松本)
衆議院議員むたい俊介オフィシャルサイト(click!)

 

 


参議院議員 衛藤晟一 様  

〒100-8962 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館1216号室

FAX 03-6551-1216(東京) 097-534-2449(大分)
えとうせいいちホームページ(click!)

 

 


参議院議員 西田昌司 様  

〒100-8962 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館1110号室

FAX 03-3502-8897(東京) 075-661-6900(京都)
参議院議員西田昌司ホームページ(click!)

 

 


参議院議員 和田政宗 様

〒100-8962 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館1220号室

FAX 03-6551-1220(東京) 022-796-3938(仙台)
参議院議員和田まさむねホームページ(click!)

 

 

 


(この問題につき理解があると考へられる方)

 

衆議院議員 稲田朋美 様

〒100-8982 千代田区永田町2-1-2衆議院第二議員会館1115号室

FAX 03-3508-3835(東京) 0776-22-0507(福井)
稲田朋美ホームページ(click!)

 



衆議院議員 大島理森 様

〒100-8982 千代田区永田町2-1-2衆議院第二議員会館812号室

FAX 03-3508-3932(東京) 0178-45-6193(八戸)
 大島理森ホームページ(click!)

 

 


衆議院議員 古屋圭司 様

〒100-8982 千代田区永田町2-1-2衆議院第二議員会館423号室

FAX 03-3592-9040(東京) 0573-25-6676(恵那)
古屋圭司ホームページ(click!)

 



衆議院議員 下村博文 様

〒100-8982 千代田区永田町2-1-2衆議院第二議員会館622号室

FAX 03-3597-2772(東京) 03-5995-4496(東京・板橋)
下村博文公式WEB(click!)

 

 


衆議院議員 新藤 義孝 様

〒100-8981 千代田区永田町2-2-1衆議院第一議員会館810号室

FAX 03-3508-3313(東京) 048-254-5550(川口)
しんどう義孝ホームページ(click!)


参議院議員 有村治子 様

〒100-8962 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館1015号室

FAX 03-6551- 1015(東京)
ありむら治子ホームページ(click!)

 

 


参議院議員 山谷えり子 様

〒100-8962 千代田区永田町2-1-1参議院議員会館1107号室

FAX 03-6551-1107(東京)
山谷えり子ホームページ(click!)

 

 


以上の方々以外でも皆様が投票された地元の国会議員、信頼できると思はれる国会議員に封書・FAX・電子メール・電話・面談等で善処をお願ひしてください。

お盆期間なのでFAXの場合、東京・地元の両事務所に送信くださると幸甚です。

 




三、皆様に知つて頂きたいこと
 

・大嘗宮(悠紀殿・主基殿)の茅葺き屋根は千三百年に亘り継承されてきた伝統文化です

 日本にとつて空前の文明的変革であつた明治の大嘗祭に際しても、「悠紀・主基両殿の建造並びに殿内の儀式、御親祭の次第に至りては、一に旧典に従ひ…」(『明治天皇紀』)茅葺きの伝統を守つた先人の深い文明的な洞察と祈りを思ひ起こすべきでせう。


・茅葺き屋根は大嘗祭の本質と密接に関係してゐます

瑞々しいイネ科の多年草・茅(青草)はその旺盛な生命力から古来穢れや災厄を祓ふと信じられて参りました。大嘗祭の立制当時既に板葺きや瓦葺きの宮殿が造営され始めた中で、茅で葺かれた太古そのままの清浄な建物が、大嘗祭の核心であるイネの新穀(新米)を供へる祭祀に相応しいと考へられてゐたのです。先祖から脈々と継承されてきた暮らし(食住)の神聖でなつかしい原型を守ることは立制以来大嘗祭の根本精神だつたと考へられます。


・茅葺きには「真葺」と「逆葺」があり、「逆葺」は大きくコスト・工期を圧縮できるます

 茅葺き工法には平成大嘗祭迄の「真葺(まぶき)」と江戸時代以前の大嘗祭の「逆葺(さかぶき)」があり、古式で臨時建築に相応しい「逆葺」に戻せば予算は「真葺」の三五%で済みます。(茅葺き工法の専門家・安藤邦廣筑波大名誉教授)


・「板葺き」の上に装飾的な「茅葺き」を施せば、安全面や工期に影響する設計変更にはなりません

 伊勢神宮が採用してゐる茅葺きの下葺きに板葺きを行ふ工法を参考に、現段階の設計である板葺き屋根の上に装飾的な茅葺きを施す方法を工夫すれば、宮内庁が危惧する陛下が御奉仕される祭祀の安全性の問題、基本設計変更による工期圧迫の問題を解決できます。


・予算補填や茅葺き屋根実現のための手立てはあると考へられます

 宮内庁は物価高騰による皇位継承儀式の予算膨張を板葺きの理由として挙げてゐますが、大嘗宮の造営工事に関しては清水建設が予定価額の六割で落札した報道があります。低額な落札により節約された予算を伝統継承の為の仕様変更・追加発注に振り向けるべきでせう。また一般社団法人日本茅葺き文化協会によると、茅の材料と職人の手配も限られた予算と工期の中で可能であり、同協会も全面的に協力するとのことです。


・この度の皇位継承儀式は日本の文化・文明的風格を世界に知らしめる重大な行事です

 今回の即位礼には世界百九十五ヶ国から元首や祝賀使節の参列が予定され、来年には天皇陛下が名誉総裁をお務めになる東京オリンピツク・パラリンピツクが開催されます。世界の人々の眼が我が国に注がれる時、国費全体から見れば僅かの経費節約を優先して、大嘗宮造営の伝統を損ふのは避けるべきです。


 

 

四、参考リンク
 

・宮内庁の方針について

宮内庁は即位礼及び大嘗祭の実務を執行する為、昨年十月大礼委員会を組織、その第三回委員会(十二月十九日)で以下の大嘗宮造営方針を示しました。
 

「前回、平成度は、昭和度まで萱葺きであった帳殿などを全て板葺きへと変更する中で、悠紀殿、主基殿、廻立殿の主要三殿のみを萱葺(かやぶ)きとしたが、今回は、材料調達の困難性や特殊な専門技術者の不足などの状況を踏まえ、一定の工期内での大嘗宮の完成という全体工程上の要請に、コストの抑制などを併せ総合的に勘案した結果、今回は、主要三殿についても、材料調達が容易で工期の短縮が見込める板葺きに変更することとした。板葺きとすることにより、自然素材を用いて短期間に建設するという大嘗宮の伝統は維持し得るものと考えている。」(大礼委員会(第3回)議事概要)⇒宮内庁 大礼委員会 概要(クリック


 

 


【識者の論考】
 

・大嘗宮の行方 都立小岩高校主幹教諭・國學院大學兼任講師 中澤伸弘 氏(クリック)

・大嘗祭は茅葺きで 筑波大学名誉教授・日本茅葺き文化協会代表理事 安藤邦廣  氏(クリック)

・板葺ではなく茅葺を〜大嘗祭を古式で営む象徴行為としての屋根 九州大学大学院教授・文化審議会世界文化遺産部会委員 藤原惠洋 氏(クリック)

 

 

 


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