国会議事録シリーズ15 霞ヶ関電話局は清水建設 マージンは公共建物の怪!?

続 W告発



衆議院 決算委員会 昭和36年04月26日


昭和三十六年四月二十六日(水曜日)
   午前十時二十六分開議
 出席委員
   委員長 荒舩清十郎君
   中略

 出席政府委員
        郵政政務次官  森山 欽司君
        
   中略
 委員外の出席者
日本電信電話公社総裁                  大橋 八郎君
日本電信電話公社副総裁                横田 信夫君
日本電信電話公社理事(技師長)        米沢  滋君
日本電信電話公社理事(経営調査室長) 秋草 篤二君(後の公共建物 相談役)
日本電信電話公社建築局長         中田 亮吉君(後の公共建物社外取締役)




○勝澤委員 
一番最初の工事については、公共建物に話した、こういうことで立てかえでどうだろうかというお話をしたということですが、しかし、実際の工事をやっておるのは、竹中なのです。

ですから、公共建物がそれをキャッチ・ボールをして竹中に、それから鉄骨工事は播磨にやらした。
そこで竹中が公共建物に、お前のところはマージンをとって、今度はおれの方へ回してくれ、こんなばかばかしい取引は、常識的におかしいと思う。

その次の霞ケ関の問題だって、仕事をやっているのは清水です。
これはまたおかしい。

公共建物が間に入っているのです。ですから、それはやはり話を聞いていけばいくほど、公共建物という会社がおかしいと思う。
そこで、一体今度は、たくさん金を持っている共済会というのは、どういう団体なのですか。


○勝澤委員 
そこで、この電電ビルは、総額幾らでできて、そうして共済会はこれを幾らで買い取ったか。
今財産権はわかりましたが、その点どうなんです。


○中田説明員 
日比谷電電ビルディングの工事は、総額が四十五億三千二百八十二万二千円でありまして、そのうち、電気通信共済会部分が二十九億五千六百右方九千円、公共建物株式会社部分が十五億七千六百七十五万三千円ということになっております。

それからその建設期間中の利子が、総額で五億九千七百万円でありまして、電気通信共済会部分が三億八千九百三十万四千円、公共建物部分が二億七百六十九万六千円、建設工事期間中公社が地代をとっておりますので、総額といたしまして、地代とその地代の金利を含んでおりますけれども、一億九千九百万円になりまして、共済会部分を分けますと、それが一億二千九百七十六万八千円、公共建物株式会社部分が六千九百二十三万二千円ということになりまして、全部の工事費、建設利子、地代を含めますと、総額で五十三億二千八百八十二万二千円になりまして、通信共済会部分は三十四億七千五百十四万一千円、公共建物株式会社部分が十八億五千三百六十八万一千円ということになっております。

なお、これは入りまして、なお現在若干の工事をやっておりますので、これは大体の概算でありまして、こまかい最後までの決算は、今後工事が終わりましてから、はっきりした工事費が決定することと思います。
若干の差はあると思います。


○勝澤委員 
今の数字は、公共建物株式会社の発表した数字なんですね。


○中田説明員 
公共建物株式会社が工事をやりますときに、大体私の方から注文をしましたものにつきまして、向こうから見積もりを出しまして、それを私の方で検討いたしまして、それで大体よろしいということで承認を与えた工事費がこれであります。


○勝澤委員 
うすると、その権限はどういうことであるのですか。
土地を公共建物株式会社に貸して、建てさせておるのですから、建てる権限は、公共建物株式会社が一切がっさいやる、こういうことではないのですか。


○中田説明員 
御説の通りでありますけれども、私の方といたしましても、公共建物株式会社にあまり高いりっぱ過ぎるものを建てられてもまた困りますし、ああいう場所でもありまするし、あまりまたみすぼらしいものを建てられても困りますので、建設の両方の覚え書には、大体二十万円程度ということが入っておりまして、それを私の方といたしましても見る必要がありまして、全体の設計が二十万円になるように、われわれがそれに途中で一々承認を与えたのが、この数字であります。


○勝澤委員 
そうすると、公共建物株式会社と電電公社と一緒になって、あの建物の設計から建設までやった、こういうことになるのですね。


○中田説明員 
一緒になってやったといえばそうかもしれませんけれども、中へ入るわれわれが使うものでありますから、大体の全体の構想といいますか、そういったものは、公社が注文し、部屋割りだとか、どういう部屋がほしいとか、どういう設備がほしいというようないろいろな注文は、われわれの方でいたしまして、それによって、実際の設計は公共建物がやったという状態であります。


○勝澤委員 公共建物株式会社は、この建設にあたっての資金は、どういう形で行なったのですか。


○中田説明員 
一部自己資金も使っておるようでありますが、ほとんどは銀行その他に依頼をいたしまして、銀行からの融資によって借りているようであります。


○勝澤委員 もう少し具体的に、融資銀行なり内容を御説明願いたいと思います。


○中田説明員 
現在どこの銀行からどれだけのものを借りておるというこまかい資料は、手元にありませんけれども、公共建物から私たちの方へ、どれくらいの金をどこの銀行から借りたというような調書が来ております。
いずれ、これは提出させていただきたいと思います。


○荒舩委員長 
ちょっと途中ですが、聞いていてまことに私は不可解千万なんで、大橋総裁に聞きます。
四月十一日に会社が設立になって、五月十六日にはもうその工事を受けた、こういうことになるのですが、私は、委員長ではあるが、与党の議員なんですが、どう考えても、これをやるために会社を設立した。
もっと言い方によると、これをやらせるから一つ会社を作れという、指令か命令でも与えたようにしか聞こえない。
それで大橋総裁、あなたが考えても、ちょっと変に思いませんか。
ちょっとそれをお尋ねいたします。


○大橋説明員 
これは私の就任のずいぶん前の話でございまして、会社ができた当時の関係者でございませんので、事情はよく存じません。
従いまして、先ほどからの局長等の答弁の通り行なわれておったことと、私は信じております。


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