長妻昭氏が厚労大臣になれた理由(1)


 昨日のブログで「政権交代時の閣僚人事で、厚労相になる予定だった仙谷氏を長妻氏がワガママではね付けた経緯があるため、仕返しをされるかもしれない」と書いた。
 これが何の事か分からない方も多いと思うので、解説する。

 昨年秋に行われた政権交代後の閣僚人事。
 当時の鳩山由紀夫首相から厚生労働大臣就任の打診を受けたのは、仙谷由人氏だった。
仙谷氏は、自ら胃がんになり胃を全摘した経験があることなどから医療政策には熱心で、「がん治療の前進をめざす民主党議員懇談会」の会長を務めるなど、がん対策基本法制定の基礎を作った人物だ。

 仙谷氏は医療政策に関して、諏訪中央病院名誉院長も務めた外科医の故今井澄氏(当時は参院議員)から教えを受けていた。
 当時、民主党内で医療政策に積極的に取り組んでいた鈴木寛氏、足立信也氏、梅村さとし氏などを率いてたのが仙谷氏だったのだ。

 仙谷氏は厚生労働大臣就任の打診を受けた時は前向きな態度を示しており、受け入れる予定だった。

 しかし、この時に「厚労大臣にふさわしいのは自分だ」と駄々をこねたのが長妻氏だった。
 長妻氏は「ミスター年金」として一般にも知られており、野党時代の派手なパフォーマンスを覚えている方も多いと思う。
 日経BP社の記者出身である長妻氏。
 メディアに向けたパフォーマンスなどはそれなりにツボを心得ていた。

 ただ、厚生労働政策について理解しているかというと甚だ疑問な政治家だった。
 年金については多少詳しいものの、その知識も付け焼刃で、医療や介護、労働分野についての知識はほとんどないと言われていた。
 そんな社会保障の知識に乏しい長妻氏が、自分こそが厚労大臣にふさわしいと言い張ってきたのだ。


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