仙谷由人官房長官と国立がんセンターの関係

今までは、「日本医師会」という開業医の代表団体が入って、中医協で医療側を代表していた。
しかし、日医はあくまで開業医、町のお医者さん代表なので、病院代表ではない。
開業医と病院では値段設定が違うので、これまでは日医が強いあまりに開業医に有利な値段設定になっていた。
結果、今のように「医療崩壊」と言われる病院閉鎖が相次ぐ事態の一因ともなっている。


民主党は中医協から日医の影響力を排除しなければいけないと考えた。
そして政権交代後に、日医のメンバーを減らして病院代表を入れることを決め、白羽の矢が立ったのが嘉山氏だった。

メンバーに選出された嘉山氏は大学病院代表という立場から、圧倒的な押しの強さで意見を出し、まるで中医協を自身の講演会にしてしまうような日もあった。
そして元いた委員や厚労省との付き合いもうまくこなし、この4月の診療報酬改定では見事に大学病院側の診療報酬を高くする事に成功した。
入院料や手術料、がんの治療費などが大学病院はずいぶん増額した。

たった一回の診療報酬改定でここまでの影響力を及ぼした嘉山氏に対する見方は、行政や政治、医療界の中でも変わってきた。
中には「今回は泳がせただけだ」という見方もあるが、どちらにせよ相当の影響を医療界だけでなく国民に及ぼしたことは間違いない。

嘉山氏の名前を知らない人は業界ではいなくなったし、一気にマスコミからの評判も上がってきた。
(マスコミなんてそんなものだ)

そうして嘉山氏の次の人事に発展する。
国立がんセンター理事長という、ナショナルセンタートップのポストだ。

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